大分むぎ焼酎二階堂

 何曜日にやっているかわからないけど、芸能人が書いた俳句をケチョンケチョンにけなしたり、褒めたりする番組があるよね。あれ、割と好きでやっているとついつい見てしまう。いかに駄目かを笑うのが正しい見方なんだろうけど、評価のしかたや添削のしかたを結構まじめに見てしまう。少ない文字数で的確なイメージを伝える技術にはパズルやゲームに似た面白さがあるんだよね。
 すごーく昔にも書いた好きなCMにラガービールのCMがあるんだけど、このCMのナレーションが最高なんだよね。
「私は友人を待っている。本当の友達の一人だ。時々、道を見ている。さっきラガーを冷蔵庫に入れた」
この「時々、道を見ている」という部分にはたくさんの情報が詰まっている。再開が待ち遠しいという気持ち、そしてそういう気持ちを抱ける関係。窓から外を見つめる男性(女性?)の映像が浮かぶ。少ない文字数なのに、色んなものがすごく詰まっているんだよね。
 酒のCMには人情話が似合うのか、「大分むぎ焼酎二階堂」のCMは名作のオンパレードである。毎回、大自然の風景や懐かしい景色をバックにナレーションが入るシンプルなCMなんだけど、このナレーションが毎回毎回泣かせるんだよね。

「逆らいながら、奪われて、
流されながら、見失う。
誰もが、その戸惑いの中から、学ぶのだ。
嗚呼…、本当の私に帰ってゆきます。
麦100%。大分むぎ焼酎、二階堂。 」

「風の道を辿って、旅は始まる。
忘れていた夢に出会い、見知らぬ刻(とき)に触れる。
私の旅は、終わりのない旅かもしれない。
風の道が、私の道。
麦100%。大分むぎ焼酎、二階堂。」

「確かな言葉は、誰も、持っていませんでした。
海 渡る。風 渡る。
懐かしさは、不思議な力を持っています。
私は麦100%。大分むぎ焼酎、二階堂。」

「「夢を持て」と励まされ、「夢を見るな」と笑われる。
ふくらんで、やぶれて、近づいて、遠ざかって…。
今日も、夢の中で目を覚ます。
麦100%。大分むぎ焼酎、二階堂。 」

「あの頃の私に出会えたら、どんな言葉をかけよう。
深呼吸して、前を向く。
降り積もった日々が、私の背中を、強く押します。
私は麦100%。大分むぎ焼酎、二階堂。 」

「泣いた、笑った、名もなき日々。
ため息を知らない私が、そこにはいました。
楽しかった想い出が、今では頬を伝います。
麦100%。大分むぎ焼酎、二階堂。 」

僕は酒も飲まないし、遠い田舎に故郷があるわけじゃないんだけど、なんとなくそうなんじゃないかと言う気がしてくるから不思議である笑。少ない文字数で毎年クオリティの高いCMを作っているんだよね・・誰が書いているのだろ。

STAR WARS T

5471462B_8_D_500最近なんだか、スター・ウォーズのTシャツをあちこで見かける。ZUCCAにもあって、BEAMSにもあって、b-shopにはのスター・ウォーズTシャツがあった。なんでこんなに多いんだ?と気になって調べてみたら、JOURNAL STANDARD、X-LARGE、SILASにもあった。
 もうすぐ新作「7」の公開があるからタイミング的におかしいこともないんだけど、ここまで色んなブランドが同時に発売することってあったのかなあ。スター・ウォーズの商品は一年を通じて作られ売られていると思うけど、意味はちょっと特別なのかな。しかもそろって価格が一万円前後なのである・・。流石ルーカスフィルム笑。でも、良く考えたらスター・ウォーズTシャツってユニクロも毎年だしているんだよね。それも確か1500円ぐらいで。この差はなんだろう。