命の価値

 ここ来て、捕虜交換という言葉が良く聞かれる。現時点ではゴトウ氏とパイロットとテロリストの命が天秤にかけられ、どっちが先に救われるべきか、どれとどれの交換が妥当なのか。まるでカードゲームの様に、どっちもタイミングを伺いながら、自分に有利なポイントを探している。真実を伝えるために危険な地域に入ったジャーナリスト、国の命令のもと戦い捕まった軍人、60人以上の命を奪った現場に参加したテロリスト。皆バラバラでありながらも、彼らの命の価値は比較できるものの様だ。
 命の価値は平等だとか、人の命が何よりも重い、なんて価値観がここに来てグラグラになっている。すでに200億の価値もないことが証明されているし、迷惑だから自決してくれ、と声を上げている人もいるとか・・。ゴトウ氏の名前が書かれたプラカードがあっても、湯川氏のものはない。現実は厳しい。

横になったら、いきなり咳が止まらなくなった。それも軽い咳ではなく、口から肺が飛び出すんじゃないか?と思うほどの咳であった。喉の奥の一部分が筆の先で撫でられているかのように痒くて痒くて、その痒さが咳を誘発する。喉を暖めても部屋を加湿しても体の向きを変えても全然良くならず、気づけば太陽が昇り6時ぐらいになっていた。このままでは徹夜で仕事かあ、と考え出したところから記憶がなく、おそらく気を失うかのように寝てしまったようだ。これではいかん、ということで出勤前に病院に直行。薬をもらったがこれで咳が治まらなかったら、内科で胸をみてもらえとのアドバイス?を頂いた・・。
 咳ってこっちのタイミング関係なくくるから困るよね。いきなり喉のかゆみがMAXになって、まるで何かを排除するかのように咳が出てしまう。呼吸もままならず、かなりの体力を消耗する・・。あー、困った。