昨日「ワールド・ウォー・Z」を見直しながら、これをTVドラマにしてくれれば面白いのに、と思いついてしまった。すでに「ウォーキングデッド」という横綱がいるから難しい競合になるけど、人類のゾンビ化の原因を求めながら世界中を移動するあの感じはTVドラマ向けだし、各国各国でのドラマをもっと増やして長くしてほしい。もしそうなった場合はブラピを拘束することは出来ないから主演が変わっちゃうけど、それでも面白そうだ。
 最近面白いのは、NETFLIXやHULUの登場で視聴の仕方が変わっているところ。定額制の契約で巨大なアーカイブの中から、自分が見たいものを見たい時に見れるシステムはレンタルやケーブルサービスを駆逐する可能性がある。相変わらず日本ではちょっと難しいかもしれないけど、大きな変化は起こるかも。この二つは自社で作品を作っていて、それが大当たりしているんだよね。こっちの方が大きな変化を起こす可能性があって、今まで一つの基準になっている「映画」、「TV」という枠の意味を失くしてしまうのかも知れない。制作費は視聴料から稼ぐのでスポンサーはいらず、全くしがらみを受けることなく作れるし、CMもない。よって1話は1時間より長くてもいいし、逆に短くてもいい。これはかなりの変化だよね。今までは枠が決まっていて、そこに合わせて物語の時間を逆算していたけど、その枠が無くなるってことは今までの文法が変わってしまうってことであり、かなり画期的な変化である。アメリカはケーブルTVが基本だから、こういう定額制サービスに手を出しやすいんだろうなあ・・。

○○ロス

 相次ぐ芸能人の結婚で繰り返される「ロス」という言葉。一番最初に使われたのはいつなのかが気になる所である。最初はやっぱり「ペットロス」とか、精神科の用語なのかな。そうなると結構な真面目な言葉で、大事な存在を亡くしたときの精神的なショックって事になるので、本当はあんまり軽々しく使わないほうがいいのかな。
 そこまで芸能人にはまったことがないので、誰かが結婚しちゃったからってショックで学校や会社を休みたいと思ったことはない。なので、あれは大げさに言っているのだろうなと思っていたけど、案外そうでもない見たいね。ここで思うのは、それを「ファン」というのか?という疑問だよね。残念ながら近くにそういう人はいないんだけど、もしいたらすごーく詳しく聞いてみたい。「ファン」の心理ってやつを。