ドーハの映像

来月からワールドカップの予選が始まることもあって、ドーハの映像を見ることが多くなっている。アレを煽りに使って、視聴率を稼ごうという魂胆なんだろうけど、今までも何度も見ているのについついみてしまう。ついには「ドーハの悲劇 29年目の真実」みたいな番組で岡野と岡田監督が対談をしていて、今までも何度も聞いてきた話をしていた。たしかに日本のサッカー史の中で一番の衝撃的で、もっとも悲劇な瞬間に違いない。

今となってはあの結果はプラスになったんじゃないか?と思わないこともないけど、あの映像が古くなればなるほど歴史を重ねたことになる訳で、あれが遠い遠い昔のことになればなるほど日本のサッカーは成長してきたということになる。とはいえ、あの悲劇を忘れない方がいいと思うこともあり、今になっても流す意味はあるか、とも思う。でも僕だけかなあ、あの映像をずっと見ていると「いつか松永が横っ飛びであのボールを止めるんじゃないか?」という気がしてならない。1000回に1回、いや、10,000回に1回そういう映像になるんじゃないか、とね。笑