本気の顔

オリンピックの面白い所って、選手が本気モードに入る瞬間の表情の変化だよね。サッカーとかは長い競技だから意識することはなかったんだけど、陸上の、それも短距離とかはすごいよね。レース前に各レーンの選手に順番にカメラが寄るんだけど、みんなカメラに向かって笑顔を見せたり和やかな雰囲気を見せるのだが、カメラが離れると一気に集中するのか、まるで感情をすべて殺した冷たい目になるんだよね。見たことはないけど、殺し屋はこんな目なんじゃないか?と思う。特にこれが美女なアスリートだと、怖いやら綺麗やらで変な感じである。カメラもこういう時に限って美女な選手を撮ったりするから、案外映っているんだよね。美女のスイッチが入る瞬間、いいわ。

野生の証明

熊が従業員を襲い、殺した群馬のサファリパークに実は行っていたんだよね。サファリパークというシステムはともかく、動物の種類に関しては想像していたよりもずっと良く、特にネコ科の種類の多さにはビックリした。ユキヒョウもクロヒョウも揃っている所はそう多くないんじゃないか?チーターもたくさんいたし、ホワイトライオンはやはり美しかった。車で極限まで動物に近づくのはやはり楽しく、素直にお驚きなんだけど、驚いているのは僕らだけで、動物はもう慣れっこ。後ろから大きなバスが来ても悠遊と歩き、通り過ぎるのを横目で見ていた。

ただ、あまりの暑さのためかどの動物もずっと寝ていて、活動は少なかった。夜行性のものが多いからか、昼は休んで夜に備えるんだろうけど、その中でも特にやる気がなかったのが熊だったんだけどね。何頭もいて、中には腹を上に出しながら降参のポーズで寝ている奴もいたから、いくら野生の状態に近い飼育方法でも野性味は損なわれるのかな?なんて思っていたけど全然そんな事なかったのね。専門家がいうには、熊は個人を特定し記憶することが出来るみたいだから、坦々と狙っていたのかなあ・・。自然はやはり怖い。