You’re on your own

 シーズンオフに入り、各チームにメンバーの変動が起こる季節となった。どのチームも来季に向けてのメンバー構成を考える中で、各々が自分と競技との間に立ち、考えを巡らせる時間である。移籍、引退、休養。選択肢はたくさんあるが、どれにも決断が必要である。チームは複数の人間で成り立っているわけだから、どんなに小さくともその決断は全員に影響することになり、だからこそ思考を重ねた上での決断になる。これは若い人も、僕らみたいなおっさんでも同じじゃないのかな。

 完全なアマチュアの僕らの世界にも生意気にもストーブリーグみたいな感じで、この時期「あの選手がどこどこに行く」「あの人やめるらしいよ」なんて言葉が飛び交う。みんながみんな顔見知りのような狭い世界でも、そうである。まあ、そのほとんどが「やりたい気持ち」と「現実の生活」の折り合いをどうつけるか、なんだけどね。まあ、言わせてもらえばすべてが自分次第、である。どう活動するか、どうチームとかかわるか、そして自分自身どんな選手になれるのか、すべて自分次第である。もちろん、仲間の力も多いに関係あるのだが、自分のことを自分で決められない選手に仲間の助けは効力を発揮しないし、逆にその選手は仲間を助けることはできない。自分のことが出来てやってチームの一員として機能できるのだと思う。集団は個が作っているのだ。そして自立している個のみを集団は助けられるのだ。

古い映画

普段からもっている映画を再見するのが楽しいんだけど、アマゾンプライムのおかげで古い映画を良くみている。何度も見ている映画なんだけど、TVでやっているとついつい見てしまうあの感覚に似ていて楽しいのである。

映画を見るときの、わざわざ時間を作って準備をして出かけたり、予告編を観ながらわくわく感を味わい、それが終わったら一度座りなおして体制と気持ちを整えるあの特別な感じもいいんだけど、こういう、なんの気遣いもなしに見れる環境もいいなと思う。変な話、ながら見でもいいこの感じだって立派な映画文化に寄与しているとおもうんだよね・・。アマゾンプライム面白い。