危機感

 少し前に韓国人の人としゃべる機会があった。僕より全然年上の年配の女性なんだけど、この先に日本と中国や韓国、北朝鮮を含めいつか戦争が起きるんじゃないか、と具体的な不安を持っておられた。ライフラインの契約にあたって、最近は電気の自由化に伴い皆契約をより安い所、安い所へと変えてしまうけど、それは危ないんじゃないか?という判断基準を持っているんだよね。なので、ただ料金に低さだけに注視するのではなく、「何かあったとき」のことを考えて契約をしないといけない、というのが持論だったのだ。有事の際には小さな会社はきっと停電を起こすだろう。そういう時にはやっぱり東電が一番安心じゃないか、と。まあ、戦争になったら何がどうなるのか、本当に分からないけどそれを意識しながら何かを決めたことがなかったので、かなりのカルチャーショックだった。これが国民性なのか、個人の感覚なのかはわからないが、決定的に違うものだな、と感じた。
 危機感といえば、僕の中では車を運転するときに「今日は車で人を殺すかもしれないし、自分が死ぬかも知れない。気をつけよ」と毎回毎回思ってしまう。これだってあんまり普通とは呼べないぞ?と自分で思っていたけど上がいるようだ。危機感があった方がいいに決まっているが、ありすぎてはなんだか不健康な気もする・・。程度の問題かな。、