日曜洋画劇場終わる

 淀川長治のパンチライン「さよなら、さよなら、さよなら」の洋画劇場が消えることになった。なってしまった。ただでさえ少なくなったTV映画がこれでいよいよ瀕死状態になりそう。ただでさえ「今度劇場でかかる作品の番宣」的な立場に成り下がっていたTV映画・・。日テレはほぼジブリだし、TVで映画をかける文化自体もう終わりなのかな。昔は「金曜ロードショー」、「ゴールデン洋画劇場」、「日曜洋画劇場」と週に3本もかかっていた時代もあったんだけどね。家族全員でテレビの前に集まって映画を見る、エロいシーンでなんとなく気まずい、というシーンも今後はないのだろう。
 とはいえ、映画好きな人のための環境は実は良くなっていて、オンデマンドサービスの普及で今後も楽しめるようになっていくだろう。それこそ英語がわかれば、全世界の映画を見る環境は整っていると言える。昔は「日本で公開されない!」ということもあったけど、今では日本で公開されるかどうかももはや関係ない。深く掘ろうと思えば、どこまでも掘れる。映画好きには最高だ。でも、それと同等に大事なのは「好きでもそんなに好きでもない人々が並列に映画を見る環境」なんだよね。日曜日に見た映画を、翌日学校で子供が真似をする、みたいなことが。映画館で見た経験と同じように、昼間の東京テレビでみた映画もなかなか忘れられないんだよね・・。

まだまだ続く

 気になっているスニーカーがあって、チェックしようと都内に出た。愛からず大陸側がの人たちがたくさんいた。一時期は落ち着いていると言われていたと思うけど、まったくそんなことはなく、逆に増えているんじゃないか?とという印象だった。ADIDASに行ったんだけど、ちょうどその週末がwhite mountaineeringとアレキサンダー・ワンとのコラボ商品が発売される最初の休日で、試着どころかア歩きながらすれ違うスペースもなくて、目当ての商品をちょっと見るだけで外に出た・・。無駄に高いものを皆次々と買っていて、爆買いここにあり、という感じだった。良く考えたらアレキサンダー・ワンは中国人なんだから、中国人が作った商品を中国人が日本で買っているという構造になっていて、何が何やら、である。