プロの殺し屋たちがラスベガスに集まった殺し合う映画があるんだけど、ガラスを割ってそこから打ち合う似たような映像があってちょっとびっくりである。

この事件を受けてアメリカ人の銃に対する価値観に変化があるかどうか、あちこちで話題になっているけど、まあ変わらないよね。コロンバインの時も何も変わらなったし。犠牲者の数は今回が一番多いらしいけど、学校の中で起こったコロンバインの方が事件のインパクトが強かった気がする。おそらく、あれは銃が悪いんじゃなくて使った人が悪いわけで、銃そのものに罪はない!ってことになるんだろね。銃を規制したら、武器が爆弾やトラックになるわけで、どっちが危ないのかはもはや分からない。こうなると「交通事故の数を考えると自動車の方が危ない」、「ハードロックの方が危ない」、「エロい作品の方が危ない」となっていく。音楽は取り締まるけど銃は取り締まらない、という絶対的価値観があるんだよね。おそらく、このポイントこそがアメリカとそれ以外の国々の価値観のかい離がある場所である。なにせ、憲法の第二条に書いてある国だからね。第一条が信仰・言論・出版の自由で、第二が銃の所持だから、もうそいうものだ、とこっちが諦めるしかないのかな・・。