二歳児を連れての旅

旅に行っていました。二歳児を連れての旅は色々と大変だろうと思っていたのだが案の定大変でもあり、逆に良かった面もあったかな。思い通りに進まない部分が多いんだろうなあと覚悟していたけどそんな事もなく、普通に進めたと思えば「え、ここで?」とイライラする場面も多く、こっちの気分も上がったり下がったり。機嫌を損ねたら歩かないし食べないし、ちょっとでも怖いと泣く。かと思えばあちこちの店やホテルのスタッフに対しては常に愛想を振りまき、常にいい印象を与えていた。まあ、大変なことの方が多かったかも知れないけど何もかもが初めての先生にとっては全てが新鮮で、その表情を見ているだけで楽しかった。先輩たちが言うには、出来るだけ連れ出した方がいいというアドバイスをもらったので、続けていきたいかな。IMG_2934 IMG_2937

観ちゃう

オリンピックもいいけど、観ちゃうよね、「熱闘甲子園」。あの時期にしか見られない輝きというか、空気感が間違いなく存在している。儚さ、といえば月並みだけど、本当、瞬間的にしか存在しえない光を感じる。あの暑い中、声援をバックに、次の瞬間には全てが終わるかもしれない道を突っ走る姿は見るものを引き付ける何かがある。

プロ野球は皆安定してうまいから、大きなミスとかで一気にすべてが変わることはあんまりないけど、高校野球の場合はプロに行くような子もそうでもない子も一緒にプレイしているのが面白い。

オリンピックのユニ

2016-olympics-kits-overview crap-2 オリンピックのサッカーユニがちょっと変わっていて面白いよね。エンブレムが違うのは昔からで、IOCはサッカー協会のチームとしてではなく、「国」としてのチームの出場を認めているから、というのがその理由。なので、厳密にいうとオリンピック日本代表は別に教会主導のものでなくてもいいんだよね。アディダスの三本線もないし、メーカーに対する締め付けもきつい。登録メンバーも18人だし、オリンピックのサッカーは良く分からないことが多いよね。
面白いユニとしては、ジンバブエがノーブランドのユニ、明日対戦するスエーデンは自国ブランドH&Mなんだよね。オリンピックに自国ブランドで出るなんて、すごくカッコいい。日本もオリンピックだけMIZUNOかASICSで出てほしかった。ちなみにこれがジンバウエのノーブランドユニ。2本線って、中学校のジャージみたいな感じ?zimbabwe-kits

オリンピックの話題

 メダル獲得の話題は誰もが見たいと思われているのか、すべてのチャンネルが同じタイミングで同じ映像を流し、結果、なんていうか、飽きるよね。そりゃあめでたいけど、一度見れば十分である。そうなると、3面記事じゃないけど、細かいニュースを見てしまうよね。今日面白かったのは、中国の国旗のデザインが間違っていて、中国がクレームを入れたニュース。どうやら大きな星の周りの小さい星たちの角度が間違っていたようだ。パッと見は気づかないと思うけど、さすが中国、細かい所に気づくのね。国旗を間違えるのは言語道断、運営側がもちろん悪いと思うのだが、あの旗は実はMADE IN CHINAだったら面白いなあ、と期待している。まあ、中国がやらかした場合は「細かいことを気にするのはおかしい」と言いそうで、なんていうか色んな意味で面白いニュースである。レバノンとイスラエルの選手団が喧嘩寸前だったとか、こういう系のニュース、もっと報道してほしい。オリンピック反対側のデモとかも全然報道されないなあ。

感謝際

 毎年の夏に一回、そして冬に一回のチーム関係者を集めての会を開催しているのだが、昨日は2016年夏の会を開催。意味合いとしては新しく入った選手たちを先人たちに紹介する、というのがあるんだけど、今回は「お世話になっている方たち」というくくりで人を集めたら、これが30人を超す大所帯になった。奥さん子供、過去に在籍していた選手、ライバルチーム、良く会う人など、みんな招待を受けてくれて非常に嬉しかった。たかが3部のチーム、それも大した実績も実力もない僕らだけど、間違いなく感謝しなければならない人たちというのがいる。普段は大きな声では言えないし、感謝の意を示すことも難しいけどね。こういう会を通じて、知らない同士が知り合ったり、互いの近況を報告しあったりして、一緒に時間を過ごす事が楽しく、みんな笑顔になれる。今回はそういう形での恩返しになったかな。まあ、単純にみんな集まって久しぶりにあって、されに蹴れれば言うことはないってことだよね。出会いあり、再会あり。暑かったけど気持ちのいい風が吹いた夕方だった。次は12月かな。

どうしようもない差

 道端で、爺さん婆さんの会話が耳に入った。日本負けちゃったねー、本当に情けないね。相手はさ、ちょっと前に来たんでしょ?日本の選手は皆さ、お金もらってるかね。あの若さで皆たくさんもらってるんでしょ?そりゃ違うよ、あれが。ハングリーが。ね、本当に情けないねー。
 あ、オリンピック日本代表の話をしているのね、とすぐに気づいた。気になって耳をダンボにして聞いてみたんだけど、オリンピック系の話はそこで終わりで、とにかくイシハラシンタロウが一番悪い、イノセとマスゾエはその身代わりになった、という所に落ち着いた。イマイチ盛り上がっていない感じのオリンピックだけど、やはりジジババのところまでは届いているんだ、やっぱりオリンピックは強いな、と思った。
 ナイジェリアのサッカー協会が飛行機を手配出来なかったり、手配したけど小さかったりとか、不戦勝もあるんじゃないか?と面白おかしく色んなニュースが流れたけど、どこもナイジェリアが強いことを報道していたなかったよね。サッカーファンならナイジェリアの強さを知っているから、不戦勝できるからそうした方がいい!(笑)と思ったと思うけど、何も知らない人だったら
相手はスケジュールも立てられず、チケットも買えない小国=サッカー弱い
と思うよね、そりゃ。
 いくらこっちが金があって、時間もかけて一生懸命取り組んで、死ぬ気でやったとしても、適当にやっている敵に勝てないことはある。そんなのはスポーツの「あるある」で、残酷だけど現実である。スポーツだけじゃないだろうけどね。そういう壁を誰もが感じたことがあるはずだ。どうにもこうにも越えられない壁。日本の選手は確かにナイジェリアの選手にハングリー精神では勝てないかもしれないけど、だからと言って一生懸命やっていないとは言えない。ただ、どうしようもない壁があっただけのこと。もちろん、その壁に挑んだんだろうけど、まだ足りなかったってことだろうなあ。それでもナイジェリア相手の4点取ってるんだもんね。相手がフラフラだったとしてもそれだけすごいよ。

一度は飲んでほしい すいかオレ

ota_160801_013「一度は飲んでほしい すいかオレ」
この商品名こそ、すべてを表していると言ってもいいでしょう。「お願いします!」と下手に出るこの感じ、そして「一度でいいから」というところに、飲んでもらえればわかってもらえるはず、というちょっとした自信。正直すぎるとは言えるが、今年一の商品名じゃないか?
そして実はドリンクとしても最高のデキ。スイカと牛乳という、どう考えても合わないものを喧嘩させることなく融合させ、さらに後味すっきりにするという、絶妙なこの感じ。今までに何度もすいか商品に挑戦してきたエルビーのプライドと開発力が伺える一品である。アジアンテイストのところとかは良くわからないけど、本当に「一度は飲んでほしい」ドリンクである。

80年代はどこへ行った

 この前「シング・ストリート 未来へのうた」という映画を見た。これが大傑作で今も毎日考えるぐらいに心に残っていて、サントラも買ってしまったぐらいである。80年代のアイルランドで、好きな女の子の気を引くためにサエない男の子がバンドを組んで、音楽の世界に没頭していくという内容なんだけど、音楽をテーマにしていうるだけあって80年代に流行った音楽が次々と流れていく。彼らはそれらにイチイチ影響されて次々とファッションや作っている曲の曲調が変わっていく所が面白いのだが、それでも自分の思いを表現して昇華させていく様子があまりにも良く、泣きそうになるのを何度も何度も我慢したぐらいである。
 僕の80年代は4歳から14歳までだから、登場人物たちよりは一つ下の世代であることもあり、実は知らない曲が多い。また、彼らはアイルランドだから一番近いシーンはUKロックであることもあるのかな。僕の80年代音楽はマイケルだから、82年の「スリラー」と87年「バッド」なんだよね。MTVがすでにあって世代、とでも言うのかな。なので、彼らの気持ちをリアルタイムで想像できずに非常に悔しいのである。彼らと同世代で同じ時代を生きた人だったらおそらくもっともっと感情移入できたと思うんだよね・・。

 で、ここからなんだけど、その世代の人たちが懐かしそうに思い返す「80年代」ってなんなのか、イマイチ理解できていない事が引っかかるのである。とにかく悪く言うんだよね。
・ダサかった
・思い返すと恥ずかしい
・音楽が商業化し、ダメになった
とボロクソにいうんだけど、決まって笑顔なのである。愛おしい何かを思い返すかのような、そんな表情なんだよね。大人が青春時代を思い返すときは皆そうだとは思うんだけど、違う何かを感じる。アレはなんなんだろう?それほど80年代は特別なのか?僕が「トップガン」とか、「ロボコップ」とか、「ランボー2」とか、「ゴーストバスターズ」に感じる
「今みると確かにダサいけど俺は好き」
と同じような気持なのかなあ。

ブラジル人の半分はオリンピックはいらないと考えているとか

 そんな事言うんだったら、初めから立候補するんじゃないよ!と思うけど、この「オリンピックお荷物」的な流れは今の日本に似ていて、明日は我が身か?と考えるとちょっと怖かったりする。ニュースも何もかも「ブラジル大丈夫?」ってなっているけど、4年後は「日本大丈夫?」となったりするんじゃないかとちょっと怖い。まあ、日本のゼネコンが納期を間に合わせないことはないし、通常の日本基準で行けばどんな外国人でも喜んでくれるだろうから、物事さえ安全に運べばブラジルみたいなことはにはならないだろうけどね。ただ、なんとなくだけどちょっとしたブラジルネガティブキャンペーンが行われている気がして、ちょっと嫌な感じなんだよね。本当だったら今ごろブラジルの美味しそうな食べ物や露出高めな海辺のネーちゃんたたちの映像を見ているはずだったけど、重そうな銃を持った軍人ばかりだもんね、映ってるの。もっと、ブラジルっぽい映像を見たいものだ。

見る目が変わる姿

 熱心な相撲ファンではない僕だけど、千代の富士だけは別格な人であることは知っていた。知っていたというか、テレビを通じて観たその姿に、人間としてちがう何かがあるのだと感じたのを覚えている。
 
 日本人以外の人が相撲を見るときには、その中にちょっとした「奇異」さを必ず感じる。そりゃおかしな髪形をした尻丸だしの大男たちが向かい合っているのだから、不思議なものを見ている気分になるのは良くわかる。そういう人にはいつも「相撲は不思議なものではなく、遥か昔から連なる歴史があって・・」と説明しようとするんだけど、外国人が一番気になるのは歩くこともままならないお男の裸だったりするんだよね。そういう時にすごく便利だったのが、千代の富士の姿である。鎧を着ているんじゃないかと思うあの体だ、そして眼光。男の人ならきっとわかってくれると思うけど「ケンカでは絶対勝てない」あの雰囲気。みんな小さいというけど、余計怖いよ!のあの感じ。もはや色気があるとも言える。相撲を始めてみる外国人でも、千代の富士の姿を見せれば相撲の本当の姿みたいなものを感じてもらえたんだよね。
 力士になった理由を「飛行機に乗せてあげる」と言われたからだとか、色んな面白い逸話がある人でもあるよね。亡くなったことを受けてきっとたくさんの美談だ出ているんだろうけど、実は超怖い人だったんじゃないか、と思ったりする。この取り組みが結構印象に残っているんだよね・・。

怒っててもカッコいいな、でも。