再開

 本日から県リーグが再開される。僕は仕事のため不参加だが、(というより後期全部土曜日じゃないか!)この中断期間をいかにすごしたかが問われることになるだろう。行ってもプレイはできないんだけど、それでも役にたてつところはあるはず。でもまあ、みんなになんとか頑張ってもらいたい。この気持ち、どうすればいいのやら。後期はいろんな意味でつらい・・。とにかくこの時期に朝一で館山まで行って帰ってくるだけでも一苦労。みんな安全運転で帰ってきてほしい。

記憶の片隅に

 遅ればせながら「君の名は。」を鑑賞。新海誠の作品は全部観てきたけど、「メジャーヒットのために作家性を捨てた」みたいな評論を読んだこともあって、見るのがちょっと怖かった。が、大ヒットに納得の出来る完成度で満足である。特に今回のメインのテーマになっている「記憶」について考えさせられた。
 どんなに強烈な体験でもいずれ薄れていくのと同じように、どんなに大事な思い出もやがては消えていく。その残酷さというか、切なさを思いださせてくれるのがこの映画だよね。昔の写真を見るとその時の事を思い出す事は出来るけど、当時の気持ちや空気を思い出すことは難しい。さらに、その時の後に重ねた記憶もたくさんあるわけで、それらを通してのその時だから、もうその時の心の再現は不可能なんだよね、良くも悪くも・・・。この映画ではもう一歩踏みこんでいて、「ずっと何かを思いだせそうだけど、忘れているから思い出すことが出来ない」という感情と「いっそう忘れたいけど、何を忘れたいか思い出せない」というところもまで行っている。そう思うと、なんとなく中高生・若者向けな映画という気もするけどそんなことはなく、僕みたいな中年でも全然観れる内容である。気になっている人は見た方がいいかも。

ボイジャー

 すごーく前にも書いたけど、僕は埋まれた77年はスター・ウォーズが公開されたとともに、ボイジャーが宇宙に向かって飛び立った年でもある。今年はボイジャーが旅を始めて40周年になるので、NASAでは「ボイジャーにメッセージを送ろう!」というキャンペーンを行っている。誰もいないボイジャーに送ってどうするんだ?と不思議に思うけどそれはいいとして、ボイジャーのゴールデンレコードの中身が見れるウェブサイトを発表しているんだよね。それが面白い。
http://goldenrecord.org/
ボイジャーのゴールデンレコードというのは、ボイジャーに乗せられた金の円盤(金メッキだけど)。将来、地球外知的生命体や未来の人類が見つけて解読してくれること目的としている。世界の人々や風景などの画像や、さまざまな言語の音声・自然音・クラシック音楽などを収録している。ゴールデンレコードを回収した宇宙人もしくは人間が「地球という星には知的生命体がいる」ってことがわかるようになっているのである。この話を初めてきいた時「片道のラブレター。海にビンに入れた手紙を投げるのと同じ。なんて素敵な話だ!」と思ったけど、収録されている音楽に「こんなの地球人も知らねーよ」と思うようなものがたくさんあって、誰がどうやって選んだんだ?と不思議に思ったのを覚えている。カール・セーガンを筆頭に当時の偉い人たちが選んだみたいだけどね。

 でもまあ、面白いのはボイジャーは全く実用性が期待できない所に大きな想いと金をかけている所だよね。意味があるかどうか分からないまま、である。人類がなくなっても、それこそ地球が無くなっても、ボイジャーは人類が存在した証拠を抱えながら永遠に移動を続けるのである。そして今、この瞬間にも地球を離れ続けているんだよね。宇宙開発に金が流れていたころは楽しかったんだろうなあ・・。

トム・クルーズ

 今劇場でかかっているトム・クルーズのミイラ映画が気にある。夏休みらしい「ザ・ハリウッド」的な冒険活劇だと思うんだけど、なぜ今になってミイラ冒険もの?と不思議である。ミイラの呪い系の映画って今までさんざん作られてきたし、それをスーパースターのトム・クルーズがわざわざやる分けだから、何かしらきっと普通じゃない、と思うんだよね。予告編をみた感じでは期待通りの大味アメリカアクション映画だと期待はしているんだけど笑。
 それにしてもトム・クルーズはすごいよね。今だにスターの王座に君臨しているし、それも普通のスターではなく「スターの中のスター」という立ち位置である。安全パイな映画ばかりを作っているわけではなく、ある意味自分の存在すすらをも自虐的に捉え「老いたロートルが時代遅れながらも頑張る」映画も撮っているかと思えば、今回みたいな横道なアクションスターの役もやってしまう。「スタンは自分でやってます」的なことを売りにした印象が強いんだけど、実は自分のイメージを完璧にコントロールしてるっぽい。「トップガン」の続編やるらしいんだよね。大丈夫か?と普通は思うんだろうけど、トム・クルーズのことだからバッチリ勝算があるに違いない。楽しみだ。

設定越え

ネイマールのあの移籍金の金額290億円は
「移籍されないようにバカ高く設定してみました」
という金額であったはずである。今までの最高金額だったポグバの移籍金は119億円。2倍ぐらいだったら中国あたりが手を出してそうでちょっと不安だから、
「とりあえず2倍よりもちょっと高くしておくか」
という、払おうとするどころか、払えるチームがあるわけがない、という設定だったんだろうな。それを払うっていうんだから、バルセロナ側からしてみれば仕方のないことなんだろな。もちろん金だけのことでなく、そこには他の選手、とりわけメッシとの関係があるわけで、この移籍を画策し設ける人たちはそういうった心の機微をついたんだろなあ。
 ネイマールが来日した時のニュースがちょっと前にあったけど、恐ろしい数の取り巻きが印象的だった。あれは皆に何かしらの役割があるのだろうか?と不思議に思ったのを覚えている。この移籍でそういう人たちに色々と影響があるのだろうか?

捨てられないTシャツ

 この本が気になっている。著者が色々な人たちの捨てられないTシャツをエピソードを交えながら紹介しているみたいで、著者やその周辺に興味があればすぐに買うのだがそうではないので、躊躇しているところである。興味があるのはあくまでもTシャツなんだよね。
Tシャツのカタログ本みたいなものがあれば楽しそうだけど、羅列することは不可能であることは容易に想像である。Tシャツというフォーマットをもとに、今まで何パターンのTシャツが売られてきたんだろう。2万はするようなTシャツもあれば、プレミアがついて5万円だしても買えないTシャツ、おそらく一度しか着用されない限りなく使い捨てに近いTシャツ、おそらく原価よりも安い値段でたたき売られているTシャツ。様々である。でも、捨てられないTシャツの判断基準はそこではなく、100%思い出とリンクしているところだろう。

僕も何年か前にランボーのプリントが入ったTシャツを買ったんだけど、これが微妙に小さくて着れない。デザインがデザインだから、誰かにあげるわけにもいかず、かと言って捨てることもできずずっと持っている。時々出しては眺めてまたしまう。それをもう、4-5年は続けているかな。笑思い出ってわけじゃないけど、捨てられないの中にはこういう理由もある。

ドラクエ離れ

 全く知らなかったけど、ドラクエの新作が出ていたのね。いつからかやらなくなり、全くチェックもしていなかったから、今がどうなっているのかが分からない。どういうシステムでどういうハードで出ているのかも知らない。もうアレかな、オンラインになっているのかな。昔はアレほど熱中し、膨大な時間を捧げたのに(今思えば)人ってある時点で簡単にやめられるのね。いや、やる余裕があればプレイするかも・・、と思うこともないけどその前にやりたい・やらねばいけない事がたくさんあり、時間があってもやらないかもな。
 ゲームを卒業することを多くの人は成長と捉える節があるよね。やっとなんの生産性もない時間の浪費に気づいたか!と思う人もいるだろうけど、この歳になったからこそ「ちょっとのゲームは必要じゃないか?」と思ったりする。一日の終わりに無心になって心を切り替える時間は必要な時がある、と思うのだ。別にゲームに限らず、その人が心を切り替えればなんでもいいんだろうけど、そういう「心のリセット」にゲームはもってこいだと思う。家で手軽に対してお金もかけずにサクっと異世界に飛べる。いいよね。
 僕は相変わらずウイイレとメタルギアしかしていないけど、最近のゲームはきっとすごいんだろうなあ。
 

Jリーグにスター

 Jリーグに(ピークを過ぎていたとはいえ)スターがたくさんいた時代がかってあって、今回のポドルスキー選手の話題に当時の空気を少し感じている。あれはあれで良かったかと言われると色んな評価があるかも知れないけど、今思えばプラスになった部分はあるんじゃないか、と思う。
 サッカーに置いての一点豪華主義の成功を未だに一度もみた事はないけど、ポドルスキーの場合は人柄もあって、ちょっと上手く行きそうな気がする。こういう流れが続けばいいなあ、と思ったりもするけどヴェルディのトッティは正直「?」である。ニュースでの露出や、興行の面で考えればスターの存在はきっと特別なものなんだろうな。いくら衝撃的なデビューでも、スパイクのデザインまでがニュースになることはないもんね。とはいえ、今回のこの良い感じは早速結果を出したことと、なんとなく人柄に好感が持てる所にありそう。
 

マキノ選手のラフプレー

 顔に足が当たっているが、あれが故意かどうかは正直微妙だよね。ファンは違うというだろうし、アンチはあれはわざだというだろう。真実は本人にしかわからないけど、問題は倒れるときに相手を捕まえて一緒に倒す行為の方じゃないか?まるで引きずり落とすあの形、受け身が取れなくて危険だよね。すごく昔に僕も同じことをやられて、肘を脱臼したことを思い出す。もうあれ以来野球が出来なくなったもんね・・。まあ、プロ選手だから鍛え方が違うんだろうけど、レッドが出るべきなのはあの行為に、だと思う。
 マキノさん、けっこうあっちこちで嫌われているっぽくて、今までやらかしてきたラフプレーのまとめ動画があって観ていたら、さすがにこれは・・、というのもあった。TVで見る限りはちょっと面白い明るいあんちゃん、って感じで人気者なんだろうなあ、と思っていたら逆方向も結構持っているのね・・・。