中身が問題

虚偽表示事件でいちばん教えて欲しいのは、もともとはメニュー通りに作っていたけど安い食材を使うことになっていったのか、それとも、最初から安い食品で作ることが決まっていて、メニューで見栄を張っちゃったのか、その順番である。まあ、罪は同じだけど、捉え方が違うというか、重みが違うような気がするんだよね。ここまで多いと現場レベルでは当たり前のことになっているのかな、とも思えちゃう。大体同じ味だったら、食材が違くてもいいんじゃないか、って感じで。

多分このニュースの捉え方って色々あって、外食産業におけるモラルや、ブランドの価値と信頼性とか色々あるんだろうけど、僕が一番最初に思ったのは
「ああいう高いものを食べている人でも、違うものを出されても気づかないんだね」
の一点に尽きる。味オンチの僕は何を出されても気づかない自信があるけど、割とそういう人も多いんじゃないか?悲しい事に、そういう人は「ブランド」や「価格」に騙されていたことになる。というか、かってに信じていたってことになるんだよね・・。ホテル側が
「どうせ気づかないっしょ」
という姿勢だったとは思えないけど、そこら辺はどうなっているのだろ。

それにしても、加工牛ってやつ?針をたくさん刺して脂を注入するなんて、想像しただけで気持ち悪い・・。

ホラー

 今度、クロエ・モレッツ主演で、「キャリー」という映画がリメイクされる。「キャリー」はいじめられっ子の女学生が超能力に目覚め、その能力を使って今までいじめてきた人たちをやっつけまくるという映画である。やっつけまくる、というと簡単な表現だけど、プロムが行われている体育館の中が血の海に変わるぐらいに、無差別に惨殺していく。76年の映画だけど、それでもエグい表現が多いのが特徴である。
 
 映画には「ホラー」というジャンルがある。ご存知、モンスターや幽霊や呪いや血糊がドワーッと出てくる愉快なジャンルである。愉快というと語弊があるけど、良く考えたら夕方のニュースの救いのなさの方が怖かったりする。凄惨なニュースがあると、「やっぱり映画の中のほうが平和だな」と思うんだよね。
 一番の恐怖はきっと、日常と地続きに非日常が存在する、ってことである。一皮向けばそこに、生きている間に絶対に出会いたくない誰か、何かがある可能性がある。角を曲がったら、いつもと違う行動をとったら、何がどう転ぶか予想はつかない。ニュースの中ででの出来事は常に遠くに感じがれるけど、間違いなく現実に起きているもの。どんなホラー映画よりも、この事実のほうが怖い。ってことを「キャリー」のCMを見ながら思ったのである。
 

スパイク新世代

Nike-Mercurial-Vapor-IX-CR-7-The-Galaxy-Bootもしかしたら、今年ぐらいからスパイクの新しい時代が来るかもしれない。サッカーに限らず、スパイクは黒だけという時代は遥か昔。現在ではどんなに派手な色使いでも浮くことはなく、色々な色がありすぎて逆に黒もありじゃない?という、時代が一回転している感があるぐらいである。この青いのは今度ロナウドが履く
「マーキュリアル ヴェイパー9の新しいCR7モデル」
銀河系よろしく宇宙空間をイメージしているのか、宇宙空間に輝く星々が描かれている。ヴェイパーだから皮でも人口皮でもないから、印刷が出来るのだろう。

 

adidas-f50-adizero-yamamoto_3と思ったら、ADIDASでもこれが出てるんだよね。
adidas F50 Adizero Yamamoto
メッシとかが履いているF50をあの世界のヨウジヤマモトがデザインしているのだ。デザインの是非は別の問題として、かなり強烈であることは間違いない。ヨウジヤマモトはADIDASとのコラボライン「Y-3」を持っていて、以前にも変わったスパイクを発表していて、それがこれ。
 

adidas-f50-tunit-yyやっぱりかなりキテいるデザインではある。ADIDASであることで僕の中ではすでになしだけど笑、スパイク全体に思い思いのデザインが出来るようになるのは面白い。現在では各パーツの色を個別に決められるNIKEidのようなサービスはあるけど、全体というのはないんだよね。時代が進めば、印刷したい画像をアップロードして位置を微調整して作ってもらい、出来上がったら家に送ってもらう、みたいな事もありえるのかもしれない。楽しそうな未来だ。

カラーチャート

SMPTE_COLOR_BAR_75テレビ放送が終わった後のあのカラーバーには、色の調整をするという役割があるんだよね。昔は良く、放送終了後にピーという音と共に見たことがあったけど、最近ではさっぱりである。あの音があるから鑑賞する対象ではなく、良いイメージがないんだけど、あの配色は好きである。

 

 

 

 

 

 

 
special_10_weeks_logo今、イオンでなにやら特別なセールをしているんだけど、ロゴなどにこのカラーチャートを使っているんだよね。イオンのあの小豆色はあまり好きじゃないんだけど、このカラーチャートはいたく気に入ってしまった。無造作に色を並べてもこの様にはならないハズで、計算をして並べているのだろう。簡単そうに見えて、実は難しいと思うんだよね、色の並べ方が。テレビのカラーバーと色調を変え、すこし明るくしているのもまたいい。フォントも凝っているし、すごくレベルの高いデザインである。暖かい色が多いから、秋冬というシーズンにも合っている気がする。
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実は僕が好きなUEもこのカラーチャートをモチーフとして使用している。あんまりでかいのはごめんだけど笑、このモチーフにはやっぱり魅力があるのだ。

 

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コントロール

開幕を前にしての練習試合+練習の流れ。色々とありながらも、大事なことを確認できてよかった。物事には良い悪い、正しい正しくないとちゃんとあって、それらを常に把握し、今の自分たちがどの位置に立っているのかを確認しておく必要がある。チームとしての指針、方向、ベクトルが合っていないことには、一緒に進むことも難しい。共通の目標に共通の意識で挑まねば。

正しいと思うことを

 僕は俳優としてのヤマモトタロウ、好きなんだけどね。窪塚が主演の映画で在日韓国人の青春を描いた「GO」という傑作があって、その中で主人公の先輩を演じているんだけど、その先輩のキャラのエネルギッシュさと無鉄砲さをすごく良く表現していて、完璧なんだよね。窪塚の台詞で「きっと先輩は今も走っているんだろうなあ(先輩は足が早いという設定あり)」というのがあるんだけど、その台詞にピッタリの存在感を放っている。未見の人は貸すから言ってください。
 そのタロウさんがやってくれましたね~。ヤマモトタロウといえば、イジュウインヒカルとの逸話である。以外だけど、二人は親友なんだよね。まだ売れない若い頃のイジュウインは昼間の番組に出演していた。本人はその番組ですごく悩んでいて、二人で飲んでいる時に「あの番組、なくならないかなあ」みたいな事を言ってしまったそうだ。それをきいたタロウさんは翌日の生放送のCM中に覆面をして乱入、木刀を持って出演者に暴行を加え、カメラを壊そうとしたんだよね。放送後、乱入したのがタロウさんだった事を知ったイジュウインは警察に面会に行くが、タロウさんは「こんな奴知らん!」と関係を否定。イジュウインに迷惑がかからないように関係を否定し、さらに頭のおかしい奴を演じたのだそうだ。

 今回のニュースを聞いた時、最初に思い出したのがこのエピソード。多分タロウさんはこういう人なんだろうねえ。
 
 これって、自分の正しいと思っていることを実現するために何をしてもいいのか、という話なんだよね。タロウさんは政治家なんだから、
「法に乗っ取って上で正しい順序と手続きを踏んでなされたもにこそ価値がある」
ことを示さないといけないのに、その真逆をしちゃっているんだよね。大儀のために何でもしていいんだったら、それこそ自爆テロも正義という事になってしまう。「目的達成のために手段を選ばない」という美学があることは理解しているけど、この場合は当てはまらない気がする。

ハリポ

なにやら最近、金曜日の度にハリポが地上波でかかっているね。今日やっていたのは最後の作品の前半で、物語がどんどん暗くなっていく、僕の中でのお気に入りである。アクションも多く、特にカフェテリアの中での杖による銃撃戦はすごく近代的な演出で、乾いた空気のヒリヒリ感が追い込まれてい行く三人の絶望感を引き立たせている。
どんな映画もそうだけど、正義側が圧倒的に人数が少なく不利になり、レジスタンスとして戦う展開が一番面白い。これは多分、僕が子供の頃に見た映画やテレビシリーズの影響だろうけど、そういった極限状態での若者の恋愛や大きな決断や犠牲はいつだって心に来るんだよね・・。それにしてもTVで流れている映画を見てしまうアレってなんなのかね。DVDはいつでも借りれるし、というか作品によっては自分でもDVDを持っていたりするのに、それは見ずにTVで流れているやつを見てしまう。なんだろ。