風邪

 うちの先生(息子)が風邪をひいてしまった。昨日の朝には元気だったが、夜にはホッペが真っ赤になり痰が絡んだセキを連発していた。鼻も詰まっているのか、口でゼーハーゼーハーと息をしては泣く、の連続で見ているこっちが苦しくなるぐらいであった。というわけで今日は朝か病院に連れて行ってもらい、「風邪」の診断を頂いた。大きな病気じゃなくて一安心だが、やはり苦しんでいる姿をみているのはこっちも苦しい。
 痰の吐き出し方もわからないし、薬も上手く飲めない。ずっと鼻水とよだれを垂らしているし笑。対処のしかたもわからず、ただ苦しむことしか出来ないところになんていうか、生き物としての弱さを感じるよね。そこで正しい対応をするのが親の責任なんだろうけど、こっちだって勝手が分かっているわけでもなく最初はドギマギしてしまった笑。普段は暴れまくっているだけに、グッタリしている姿にコントラストがありすぎて心配になってしまうんだよね・・。風邪でこれだけ大変なんだから、今後色んな病苦を経験していくことを考えると、もう今から気が重い・・。

死んでも働かされるなんて

 故・淀川長治の姿をCGで作ったHULUのCMがなんとなくイライラする。動きも声も表情も似ていて、作っている人の真摯な姿勢は感じられるけど、それでも何となく嫌な気分である。そもそも、今この時代に淀川長治のことを知っている人はどれだけいるのだろう、という疑問もあるよね。さよなら、さよなら、さよならのおじさんという認識も今ではなさそうである。
 淀川長治は懐古主義を嫌い、映画の権威や形なんてどうでもいいから、出来るだけ多くの人に映画を見て欲しいという思い出活動してきた人だった。オンデマンドを嫌うことはないとは思うが、生きているうちに語ったことのある映画ならまだましも、語ったことのない映画についてコメントさせるのは正義ではないんじゃないか?と思う・・。そこが変な感じがするポイントなのかなあ。
 このCMのポリゴンはあえて荒く作られているけど、俳優をもCGで作れる時代はすぐそこまで来ている。アニメとかではなく、実写映画でもね。近い将来はマイケルもチャップリンもシナトラも健さんもが競演するアベンジャーズ的な映画が作られるかも知れない・・。

真面目な番組

 この時期になると、歴史的な出来事やドキュメンタリーが放送されることが多い。普段はテレビを見ない時間に流れるものだから、ついつい新鮮で見てしまう。今日昼間にやっていた群衆の心理もすごく興味深かった。再放送していた「ニッポン戦後サブカルチャー史」も面白かったし、見れてないけど「地球イチバン」という番組も良さそうだ。こういう番組って昔から好きだったけど、最近ではより興味が沸いたように感じる。昔は興味があっても自分の生活との間に接点が見出せなかったけど、今では例え接点がはなくとも無関係ではないことを知ったのだと思う。歳をとったってことか。それ以外は似たり寄ったりのクイズかお笑い番組だもんねえ。昔はこういったバカ番組のほうを選んでいたけど、人も変わるもんだ。

バイイング・パワー

 朝からセールに出かける。昨年もたしかこの時期に行ったが、大陸の皆様の押し寄せ具合にゲンナリしたのを覚えている。今年もあちこちで聴きなれい言葉が飛び交ってはいたが、少し落ち着いたのかな。とはいえ、やはり目立つぐらいの人数がいて、高価なものをこれでもかと買っていくさまにはやっぱりビックリさせられる。人数は減ったけど、本当の裕福層が来ているのだろうか。
 彼らのファッションが面白いんだよね。なんていか、完コピっていうか、雑誌に乗っている商品をそのまま買っているというのかな、もはや記号的なんだよね。見ていてとても興味深い。

一年のはじめ方

 朝から首都高で事故を起こしている奴がいて、ご愁傷様である。車もちょっとアレっぽい外見だったし自損だったみたいだから、ちょっと調子に乗りすぎちゃったのかな?元旦から事故なんて、本当に大変だ。
 一年の始まりは子供を引き連れての挨拶周り。正直、一度しか会ったことがない人たちばかりである。会話が盛り上がるわけもないので、行く前からちょっとした緊張があったのだが、子供が一匹いるだけで本当に助かるね。今日は本当にいい仕事をしてくれた笑。どこに連れて行っても会話の中心、話題の中心、みんなの視線の中心になってくれ、沈黙をさえぎってくれた。本当助かる。こんな使い道があったとは笑。