映像の世紀

 「アンネの日記」のアンネが偶然に移っている映像がyoutubeに上がっているのを、ずっと昔にここで紹介した。古い時代の映像が存在しているのももちろん面白いんだけど、そこに偶然にもあのアンネが映っていたのは感動的というか、歴史は現代と間違いなく繋がっているという事を実感させられたのである。アンネって本当に存在したんた!というか、本当に普通の少女だったんだ、ということを認識されられたというか。そんなことはもちろん分かってはいたんだけど、それだけ映像の力は大きいというか、説得力があるんだよね。

イギリスにBritish Pathéというサイトがあって、レアな歴史的な映像を公開していたいんだけど、そこのyoutubeチャンネルが最近できた。本当に面白い映像が多く、
「この時代からカメラがあったんだ」
「あったとしても良く残っていたな」
とビックリさせられるものばかりだ。D-Dayの本当の映像とか、日本がパール・ハーバーを攻撃したときの映像など、歴史的なものもあればヘプバーンが有名になる前の映像もあって、ずっと見れちゃうんだよね。僕が気になったのは
「ロマン・ポランスキーとシャロン・テートの結婚式」
後の二人のことを思うと複雑すぎる・・。(ポランスキーは少女への淫行容疑でアメリカからヨーロッパへ逃亡、シャロン・テートはチャールズ・マンソン一派に殺害される)
 それから、悪趣味系もちゃんとあるんだよね。世界一身長の高い女性の映像や、歩けないぐらいに太った子供の映像とか、必ずしもアカデミックな内容とは限らないところもいい。どれも二分ぐらいの短い映像ばかりで見やすいし、興味ある人は絶対チェックだ。

British Pathé