ほっといてくれ

 マラドーナの整形のニュースってそこまで面白いか?と思ったりする。変わっている人であることはみんな分かっているから何をしても不思議じゃないし、小さなことでおニュースになってしまうから仕方ないのかなあ。
 マラドーナのドキュメンタリーを見てから、ただのサッカー馬鹿でもなく頭の悪い人でもないし、常識のない人でもないことは分かっているから、おそらく世の中がもっているイメージとは離れているところはあると思う。だから、整形をしちゃっているのは些細なことで、本当はもっとやっかいな人なんじゃないかと思っている。特に最近は政治的・思想的・反米的な傾向が強すぎで、そのうち反米の広告塔になるんじゃないか?とちょっと怖かったりする。今回の映像も反米路線のベネズエラの番組だったしね。
 たぶん、自分がどう思われるのかを気にしない人だと思うんだよね。マラドーナの好きな話でストイコビッチがインタビューで話しているのがあって、90年に対戦したときにマラドーナが靴の紐を試合直前まで結んでいなかった、ってのがあるんだよね。普通は失礼だろ!とか、やる気がないのか?ってことになりそうだけど、マラドーナの場合はそうならない。ジーコ主催のチャリティーマッチにNIKEのシューズを履いて出てくるしね笑。まあ、ある事もないこともこれでもかと書かれる世界だから、自然とそうなるのかなあ。一つ良かったのは、PUMAのTシャツを着ていたことね。あれだけは安心した。