永遠に

 子供の頃に不思議に思っていたものの一つに、おとぎ話の終わり方、ってのがあるよね。良く「王子様とお姫さまは永遠に幸せに暮らしましたとさ」という決まり文句があるけど、僕はこの「永遠」ってやつがイマイチ理解できなかったんだよね。「永遠に」だから、ずっと幸せな日々がずっと続くってことだよね・・、変わり映えのしない日がずっと続くってことだよね・・・、それっていいことなのか?と、納得出来なかったのである。「永遠に」って所に引っかかっているのに、おとぎ話であるところが全く気にならないのが流石子供の発想だけど、どうにも納得がいかなかったのである。悲しいこともなく、病気もなく、誰もずっと変わらずに時間がずっと流れるのって、一種の恐怖なんじゃないか?いう感覚があったのである・・。すこし時間が経つと成長し、それが紋切り型のエンディングであることを理解出来るようになったんだけど、「永遠にずっと変わらない」ことへの気持ち悪さはまだ残っている。 
 なのにで、今CMでやっているディズニーの映画がちょっと気になるんだよね。おとぎ話の主人公たちのその後を描いているらしいく、それぞれの話にどんな落とし前をつけるのかが非常に気になるのである。シンデレラのその後の日常とか、赤頭巾ちゃんのその後とか。限りなく起きて破りのアイディアだと思うけど、ちょっと見てみたい。

女子サッカーのユニ

 フランス女子代表のユニ、すごくいいね。薄いグレーと白のボーダーで、好みである。パンツもソックスもホワイト。マーキングもエンブレムもNIKEロゴまでもを紺で統一していて、3色しか使わないというおさえめな配色。そして襟が独特だから特徴がないわけでもない。さすがフランス、引きの美学である。これに比べると日本代表のピンクはちょっと目にうるさい感じである。
 普段はあまりみないから知らないけど、女子サッカーのユニってかなり凝っているね。カットが違うからシルエットがちがくて、タイトではあるけど決してピチピチにはならないのがいいね。男子のほうは体のライン丸出しで、ゴリラがシャツを着ているんじゃないか?と思う選手もいるもんね。
 でも、それにしても情報が少ない。男子と同デザインだからわざわざ画像を載せるまでもない、ってことなのかな。