マエゾノさん

 最近TVで見過ぎるぐらいに見るよね。女子力やスイーツ、セブン君など、サッカーとは全く関係のないことが多く、あっても過去の栄光を語るぐらいである。当時のマエゾノのプレイには新しい時代の幕開けを感じたオールド・ファンとしてはちょっと残念な感じがするけど、求められているものに答えているのだろうか。ナカタやマエゾノ、あの世代が監督になった頃にはきっと日本のサッカーも世界で通じるものになっているんじゃないか、と思っていたけど人の人生には色々な進路があるってことか。一人は芸能人、一人は旅人、一寸先は闇だ。TVで見かけるたびに、炎ver.ユニで走っている当時の姿が浮かぶんだよね・・。

誰がスーパーマンを見張るのか。


来年の3月に公開が予定されている「スーパーマンvsバットマン」。製作が発表されてたらかなり話題になっていて期待も大きい一本である。期待が大き過ぎてなんと、予告編が流出する自体になり、前倒しで正式な予告編が公開された。それがこれ。見た感じ、人類を超越した存在であるスーパーマンに対し、普通の人間であるバットマンが科学の力を利用し立ち向かうストーリーのようだ。なるほど、上手く考えたものである。
 この展開、子供時代に良く考えた疑問だよね。つまり、
「スーパーマンが悪い人になったら誰が止めるの?」
という、単純な問題。スーパーマンにはクラーク・ケントという人間としての仮の姿を通して育んだ人間との交流があり、育ててくれた地球人の両親との関係で信頼関係を知り、ロイスを通じては愛を知っているのだが、その裏には唯一の存在である故の孤独感、クリプトン星の最後の生き残りである絶対的な絶望感があるはずなんだよね。いつ「人間なんて助けても意味がない」と悟る日も来るんじゃないか?と思えるんだよね・・・。
 最近流行りのリアル系ヒーローにはこの設定はしっくりと来る。監督はザック・スナイダーなんだけど、この監督が前に撮った「ウオッチメン」のテーマである
「誰がウオッチメンを見張るのか?」と全く同じなので、それを含め期待である。