立場変われば視点変わる

 今日放送していた「おおかみ子供の雨と雪」をまた見てしまった。初めて見たのはフランスに行ったときの飛行機の中で、やられ過ぎて繰り返し見たことを覚えている。その時に好きだった点は姉弟の対比と、成長の過程での分かれていく二人、それに対して何も出来ないお母さんとの関係。そして成長していく自分自身さえもそれに対応できないあの感じ?が良かったんだよね。
 あれから僕も人の親になり、今回は完全にお母さんの視点で見てしまったね。子供に対してはやったことのない、知らないことのオンパレード。振り返れば失敗ばかり、目の前は不安ばかり。もう「あるある」である。この映画はさらにそこから進んで、親離れ子離れというところまで行き着くんだよね。僕はまだ知らない世界だけど、そっちも大変そうだ・・。

デザイン丸ぱくり

 そういえば、面白いニュースで、SNIDELのデザインを丸々パクって商品を販売している奴が捕まった、というのがあったね。デザインを頂いて同じものを作って、それを全然安い値段で売っていたらしいんだよね。これが報道されたとき、すげー面白い!と思ったのは
・ファッションにおけるデザインの価値
・ブランドの価値
が問われるってところ。デザインや素材が同じなのにブランドが違うだけで何で値段全然違うの?という永遠の疑問を考えることになるんだよね。パクったこいつはそこを突いていて、ちょっと面白い笑。消費者をバカにしている感はちょっとムカつくけど。
 デザインをパクるのはコピー商品を作るよりも全然罪が重いとも思う。しかも初犯ではなく、色々と前科がある人だからこいつの服を買ったやつはショックだったろうなあ。どんな世界でもそうだけど、必死でデザインを考えているやつはいるわけで、それを思うとやるせない気もする。とはいえ、「あれ、これアレに似てる・・・」というのは結構あるものなんだけどね・・。