切り替え

昨日まで参院選のニュースばかりが、今日になったらすべて都知事選挙の話題に移っていて、ニュースの切り替えの早さにびっくりである。昨日までは

「君の一票が世界を変える!選挙に行こう」

と声高に唱えながらも、いつもと同じ一週間が始まっていることにがっかりしている人も多いんだろうと思う。たかしに選挙がどうとか、野党がどうとか教育がどうとか、貧困問題がどうとか消費税も原発もいろんなものがコロコロと変わっていっても世の中は変わっていない、というか本当は変わっているんだけど気づくのは難しい。さすがに消費税の延期には誰もが関心を持つが、自分の生活に直結しないものを感じるのは難しい。自分の一票の価値を感じるのはそれだけ難しいってことなのかな。

ちょっと面白いのはEU離脱の選挙。自分の気持ちに正直に投票したら、予想していた結果と違うものが出てしまった、と感じた人が多いという。本当か?と思うけど、そういう場合は自分の一票の重みを感じることが出来たといえるよね。でも、それで良かったのか?と思うのも変な話である・・。