切り替え

昨日まで参院選のニュースばかりが、今日になったらすべて都知事選挙の話題に移っていて、ニュースの切り替えの早さにびっくりである。昨日までは

「君の一票が世界を変える!選挙に行こう」

と声高に唱えながらも、いつもと同じ一週間が始まっていることにがっかりしている人も多いんだろうと思う。たかしに選挙がどうとか、野党がどうとか教育がどうとか、貧困問題がどうとか消費税も原発もいろんなものがコロコロと変わっていっても世の中は変わっていない、というか本当は変わっているんだけど気づくのは難しい。さすがに消費税の延期には誰もが関心を持つが、自分の生活に直結しないものを感じるのは難しい。自分の一票の価値を感じるのはそれだけ難しいってことなのかな。

ちょっと面白いのはEU離脱の選挙。自分の気持ちに正直に投票したら、予想していた結果と違うものが出てしまった、と感じた人が多いという。本当か?と思うけど、そういう場合は自分の一票の重みを感じることが出来たといえるよね。でも、それで良かったのか?と思うのも変な話である・・。

gyakusou

nike-undercover-gyakusou-styled-by-end-00 2年前ぐらいからかな、ランニングウェアのスタイルが変わってきたの。失礼ながらそれまでの印象は決していいものじゃなく、逆に悪い方の見本、みたいな評価だったけどここ何年かで全く違うものになっている。
買ってみて気づくんだけど、機能性は完璧なんだよね。とにかく軽い。生地も薄く、肌触りもいい。今ではそれぐらいの機能は当たり前だけど、冬に着るものも軽い上に暖かったりする。さすがにこれはちょっと感動的だったかな。おそらくアウトドア用品も同じような進化を遂げていると思うけど、アウトドア用品のデザインの進化にやっとランニングウェアも追いついてきた、という感じだろうか。
最近GYAKUSOUにすごく惹かれるんだよね。ドメスティックブランドの最高峰のUNDERCOVERとNIKEがコラボして出しているランニングウエアブランドなんだけど、とにかくデザインがいいんだよね。UNDERCOVERのものは一枚ももっていないけど、こっちは欲しいなあ。ただやはり価格が可愛くないんだよね・・。

熱を出す

先生が熱を出している。ここの所ずっと出していなくて、結構久しぶりになるなあ。本人はどうだかわからないけど、こっちはもうかなり打たれ強くなっていて、今更いちいち焦ったりしない。今回は咳も鼻水もないので風邪ではないだろう、というのが心配だがこればかりは明日の病院の診察待ちだな。具合が悪いからか、ずっとこれでもか!というぐらいの大きい声で終始泣いている、これも気にならなくなったなあ。前までは我が子の声でも不快に感じていたけど、さすがにこれも慣れた。こっちもこっちで強くなるものだ。

タンデム

 義理の父と母を乗せての長時間運転をしてきた。まあ、ようは運転手をさせられたんだけど、色々な話が出来てちょっと楽しかった。普段は間に先生がいての関係で、話すことも子供に関することが多いのだが、今回は昔のことを聞けた。当たり前だけど、誰にでも生きてきた時間の中で聞き見してきた物事があるんだけど、そうそう簡単に聞けるものではない。こっちも積極的に聞きたいわけでもないんだけど(笑)、いざ話してもらえると聞いてしまう何かがある。義理の父と義理の息子ってどの家族でも微妙な関係なんだろうと思うけどね。全くの他人だった存在がある日家族になるわけだから。自分の方の両親とは相変わらず距離を測れずにいるけど、こっちはまだいい方かな笑。

桜桃の味

 キアロスタミ監督が亡くなったらしい。名前は一度も覚えられなかったけど、代表作の「桜桃の味」は忘れられない一本である。
主人公の中年男が、ずっと自分の自殺を手伝ってくれる人を探してまわるという話である。
「私は、夜に睡眠薬を飲んで穴の中に横たわる。そしたら君は次の朝に来て、穴の中の私を呼んでほしい。返事がなかったらそのまま埋めてほしい」
というのがその中年の男の要望なんだけど、誰も手伝ってくれない。怖いから、宗教的観念に反するからとか、理由は様々なんだけど、ついに手伝ってくれる老人を見つけ・・、という映画である。おそらく多くの人が「感動した!」とか「涙が止まらない」的な紹介をすると思うけど、実は意味がよく分からない困った映画なんだよね。特にあのラストには意味があるのかないのか、あるとしたらそれがどんな意味なのか。評論家や知識人は難しい御託を並べれたいけど、本当か?と感じていたのを思い出した。僕は忘れらないのはまさにそこで、なんだか哲学的な意味を込めて物を語とを難しくとらえようとする風潮?とでもいうのかな、そこがちょっと引っかかっていたんだよね。深読みや謎解きの楽しさは僕も好きだけど、これはちょっと違う気がしたんだよね・・。
 映画的にはずっと静かな感じで、イランの乾いた風景は美しいし、老人が最後にする長い説教もいいんだけどね。僕にとってはちょっとした気持ち悪さを覚えた一本なんだよね。英語字幕だけどyoutubeに丸ごと上がっているから、見れる人は見てほしい。

今年も夏がやってきた

 今年も容赦なく夏が来てしまった。試合中は集中しているから暑さなんて関係ないよ!と思っていたけどさすがには昨日は体力を奪われていることを実感した。こんな状態で試合後の練習は出来るのか?と不安だったけどああいう暑さに体が慣れるとちょっと気温が下がっただけで走れるものである。あの暑さ、そして試合後にも関わらず10人以上集まってくれて本当に助かった。
 本当は嫌だけど、ああいう「限界に挑戦する時間」って必要だなあと思ったりする。僕の年齢であの運動量、そしてその時間をプレイしきったことは一つの自信であり、自分の体の指標になってくれる。少なくともあとの時はあの環境であれだけプレイできたんだから、というのが一つの支えになるんだよね。体のことを考えれば足は痛くなるし、熱すぎて頭痛はするし、冷たいものを飲みすぎるからお腹にも良くないけど、自分人身にも周りにもやれることを示すは必要だったりするんだよね。

自動運転で死亡事故

 テスラの自動運転中に事故が起き、運転手がなくなったとのニュースがあった。テスラの自動運転ソフトは正確な操作性で非常に高い評価を受けていたらしいのだが、始めての死亡者を出すことになってしまった。事故原因は、中央分離帯のある道路を走っていたら、大型トラックが前方を垂直方向に横切ったため、トラックに潜り込む形で起こったものらしい。事故自体はテスラに非がない状況下だったけど不幸なことに、晴天の青空が背景だったため、白いトレーラーの車体をうまく認識できずに自動ブレーキが効かなかったというトラブルが重なって事故ってしまったようだ。
 すごい痛ましいニュースだけど、一番びっくりなのはもうすでに普通に走っているんだ、ってところだよね。道路の状況とか、法的な整備とかはどうなの?と疑問が次から次へと出てきてしまう。テスラが言うには自動運転はま開発中であり、100%の自動ではない。やはりドライバーがハンドルに対する責任をもたないといけない、ということらしいんだけど、すでに約2億キロメートル走っているらしい。地球一周が4万キロだから、これって全然人間より優秀じゃないか?
 興味深かったのは、同じように自動運転を開発している色んなメーカーが「ユーザーにテストさせるなんてまだ早い」と批判している所。きっと熾烈な開発競争の裏では色んな戦いがあって、その中には倫理的というか、価値観の違いもあるんだろうと想像できる。初の死亡事故が出たところで、これから色んな論争が始まりそうだ。

NIKE id で CONVERSE

 ConverseのChuck Taylor All Starのカスタムデザインが出来るサービスが始まるらしい。しかもNIKEiDで。NIKEでなんてCONVERSE?とちょっと不思議だけど、ぜひともやってみたい。しかし残念ながらこれは本国アメリカだけでのサービスで、日本では未定とのこと。
 Chuck Taylorって毎年色んなモデルが発売されているし、色んな有名ブランドのモデルもたくさん出ていて、今まで数えきれないモデルが発売されている。素材、色、ありとあらゆるパターンのものが出ているはずである。この世に存在しないパターンはもうないんじゃないか?とも思うけど、「自分だけのオリジナル」はやっぱり特別だよね。是非とも日本でもこのサービスやってほしい。
 それにしてもChuck Taylorってもう発明だよね。昔のモデルなのに、今も変わらず履かれ続けている。名作だ。たしか来年で100周年だったと思うけど、きっと100年後も履かれ続くに違いない。どんなに高価でハイテクなモデルでもさすがにこれには勝てないなあ。