月別: 2016年10月

　また股関節痛が出てしまった。グロインペインの診断を頂いてからは痛くなるのは初めてのことだから、いつも以上に気を付けねば、と思っている。疼くようなことはあっても痛い、というのはなかったからちょっと怖いんだよね。もう、年齢的にも故障個所的にももう失敗は許されないから、慎重に対応しなければならない。この後大事な試合が続くし、踏ん張りどころだな。
　というわけで、せっかくの練習試合を見学。みんなが躍動しているのを見ながら、大人しく座っていられた自分に満足しつつ笑、ゲームの展開を見つつ皆であーだこーだと言葉を合わせる。こういう積み重ねが何かを実らす事につながると信じたい。

ハラグチって顔に必死さが出ているから、なんとなく責められないんだよね。一人だけ必死で走っている感じもするし、戦い方に好感が持てる選手である。ただ、あのPKはもはやボールを奪おうとしているようには見えず、後ろから倒しているからしょうがいない。ハリルの更迭の話も出ているみたいだけど、ハラグチを使ってくれるという意味では監督を変えない方がいいのかなあ。でも、見ながら一番気になったの時折ピッチに降り立ち、選手が近づくとパタパタと飛び立つ「鳥」である。鳩なのかカモメなのか、分からないけどオーストラリアはいい所なんだろうなあ、と意味もなく思ってしまった・・・。鳥よりも目立つ試合にしてほしかったな。

競技フットサルといえど、僕らがやっているのは完全なアマチュアの世界であり、趣味である。金を払いさらに大きな怪我をしてもそれに打ち込む僕らをみて、もしかしたら変に思う人もいるだろうけど、恐らくその人は正しい。ただ、時々だけど、全ての苦労が報われさらにお釣りまで頂ける瞬間というのがある。あるんだけど、それを他人に分かりやすく説明するのは難しい。

そんなリーグに毎年のように新しいチームが参戦してくる。最近のチームはみんな若く早くうまく(笑)、脅威である。そしてどのチームも野望に燃えながら、新しいチームが持つわくわく感を漂わせている。チームの理想像を語り合ったり、ユニを決めたり。その時の情熱？ともいうべき気持ちの輝きと言ったらないよね。ところが、案外長続きしないチームも多い。最初こそ勢いよく勝ち上がるんだけどいつしか停滞し、気が付けば人が少なくなり、最後には解散したり吸収されたりする。きっと彼らは目が覚めたんだ、と思う事にしているんだけど、残念に思う気持ちもある。ほとんどが僕らより上手かったり、強かったりするから猶更である。まあ、恐らくこれは普通のこと。人生は「フットサルどころじゃない」瞬間満載なので、ある意味では当然の流れともいえるよね。

それとは逆に、心の中の炎の色がずっと変わらない人もいる。最初に感じた楽しさ、ワクワク感、初期衝動をずっと保ち続けている人である。何人か心当たりがいるよね笑。本人は意識していないんだろうけど、こっちから見れば、「ああこの人は初めてボールを蹴った時のあの熱にやられたままなのか」と思う。僕なんかは初めて蹴ったときはすでにいい大人だったのでその瞬間を今でも覚えているんだけど、きっとこれはチームにも言える事なんじゃないか、と思うのだ。長く続くチーム、短く散るチーム、それぞれ理由はあれど、どうしようもなくこのチームでやりたいと思えるこの気持ちを大事にしたい、と思う今日この頃である。

　NIKE LABからAIR MOCが復刻発売される。今までも定期的に復刻発売されていたけど、今回は高級品しか出さないNIKE LABからの発売ということでしっかりとヌバッグ（いい革）が採用されていて、嬉しい限りなのだが、値段も20,000円と高級である。多くのファンが待っていることもあって、おそらく取り合いになって結局は買えないパターンになるだろうけど、とりあえず一度は現物を見てみたい・・。

さらに今日、ギャルソンが次のシーズンでairmocを発売することを発表していた。もしやこれ・・、流行るんじゃないか？

　試合はアレな感じでも、色々と面白い点があって面白かった。劇的なヤマグチのボレーシュート、キヨタケの一人だけ違う存在感、ハラグチの激走。そして案外大きな話題にならなかったホンダさんの途中交代。色々と細かい話題が多く、見ていて面白かった。しかし、一番の注目点はヨシダ選手じゃないか？まずは劇的なゴールは気づけば、ヨシダ選手の空中戦での頑張りによって持たされたもの。日本がパワープレイに移ってからなんとヨシダ選手、全部勝ってたよね？イギリスではそこそこの評価なのに、日本では疑問の声が上がる、という評価だったんだけど・・、ここら辺が評価のターニングポイントになるかも知れない。ボールを持つ場面でも妙にドリでしかけたりしていつもハラハラだけど、周りには認められているか？あれは。それにしてもあの空中戦の強さ、そんなこと出来るんだったら最初からやればいいのに。

　ウニクロの最近のこの「人はなぜ服を着るのか」CMが理由もなくイライラするのは僕だけでしょうか。あのナレーションもそうだけど、なんとなくそれ、ウニクロのセリフか？と思っちゃうんだよね。多分世の中には、
・寒いと死ぬから
・裸で外を歩くと捕まるから
・着なくてするもならその方がいい
という人もいるだしろうし、ファッションなんてあってもなくても一緒なんだから、逆に「だから人は洋服を着るべきなのだ」という理由を説明すべきなのがウニクロじゃないのか？と思うんだけど・・。そもそも画一的ものの大量生産でコストを下げ、ファッションの大事な何かを失わせた罪は確実にあると感じるだよね、ウニクロって。

日本の風情の一つに、四季折々の変化を愛でるというのがあったと思うけど、10月になってこんなに暑くては、そのうち四季が無くなるんじゃないか？とちょっと怖い。たしかに暖房やエアコンのおかげで夏らしさや冬っぽさって昔に比べて薄まっている気がする。生活のスタイルも社会的に確立され、暑かろうが寒かろうが僕らは働き寝てフットサルしている。もはや生活の中で季節なんてないんだけど、それでもふと風を感じる瞬間や、窓から見る風景の中に季節の移ろいを感じる時がある。多分それが現代における数少ない「季節感」なんだろうけど、こっちが感じてなくても「確実にある」と思いたいものだよね。

iOSのアップデートでロック画面の解除がスライドではなく、ホームボタン押しになったんだけど、いまだに慣れずについついスライドしてしまう。毎回毎回カレンダーが表示されて、何度も見た予定をまた見ている人、僕だけではないでしょう。いろんな表示や色合いが変わるのは気分転換にもなるからいいんだけど、こういった「毎回行っている操作」が変わるのはちょっとしたストレスである。

それにしても、こういう時って自分が無意識のうちに馴らされていることに気づく。今でこそ文句を言っているけど、これが一週間も過ぎれば慣れてしまい、今感じている不便さはどこか遠くに消えてしまう。もう、向こうの言いなり状態だよね・・。