今、国立歴史民俗博物館で「大ニセモノ博覧会」というのをやっていて、この前見てきた。「ニセモノ」というと、人々を騙すために作られた悪いもので破棄すべきもの、というイメージがあると思うんだけど、実は歴史の中でニセモノが活躍したり、文化を守ったりした側面もあって、この展覧会ではその部分を取り上げていて面白かった。とはいえ、焼き物や書き物のことを全く知らない僕の目当ては「人魚のミイラ」の一点のみで、これにはちょっとがっかりしたかな。以前にも国立科学博物館で人魚のミイラを見たことがあったけど、そっちのほうが「それ」ぽかった笑。
特別展のチケットで常設展も見れるんだけど、こっちの方が面白かったかな。特に戦時中から戦後の日本の文化と生活の移り変わりの展示が面白かった。戦時中の戦意高揚ポスターが何枚かあるんだけど、どれもすごいいいデザインでカッコいいんだよね。お勧めです。