次世代

 車がが自動で運転してくれるまでもう少しだったり、携帯電話で色んなことが出来るようになったり、PRIUSが音もせずに横を走り抜けたりする今「ワクワクする未来的なもの」を感じる事は少なくなった。なんていうか、色んなものが凄く進んでいて、未来は今状態なのである。逆をいうと、「こんなものがあったのか!!」という、ドキドキさせる様なものが少ない気がするのだ。後何年かすればきっと、携帯電話を耳たぶに当てるだけで
「今日は練習はやめておけ」と表示されて体調を管理させられたり、
「この買い物はやめておけ」と表示されて銀行口座を管理されたり
する未来が来るかもしれないけど、これらは今の未来の延長線上にある気がしてイマイチワクワクしない。人間が想像出来るものは実現可能である、と良く言われるけど、だからこそ詰まらない気もするのだ。
そんななか、これはいいなーと思うものの中に「3Dプリンター」がある。3Dプリンターは、紙の平面に印刷するプリンターに対して、3次元のオブジェクトを造形することプリンタのことだ。プリンタというと印刷するというイメージがあるけどそうではなく、(形式は色々あるみたいだけど)特殊なプラスチックを重ねて印刷することで3Dで形を作っていくんだよね。

これはいい。建築関係の人とか模型を作る必要がある人たちにとって、もう革命的じゃないだろうか。平面が3Dになること自体一大きな飛躍だし。これ、価格がどんどん安くなって家庭にも入る様になれば面白いよね。自分のフィギュアとかマスコットとかも作れるわけだし。3Dデビル君の誕生も近いな。

練習

 来ちゃったねー、花粉症の季節が。鼻の疼きを感じてから去年の残りの薬を服用していたけど、今年はどうにも効きが悪いようだ。朝一の声なんかは、どこから出てるんだ?と言う声で、自分のものと思えない時がある。あー、毎年の事ながら憂鬱だ。
そんな中、今日も練習。最後の試合を前にして、やや静かな印象の練習ではあったが、集中は出来ていた様に感じた。花粉やら風邪菌やらノロが飛びかってるけど、何とかあと一週間頑張らねば。

使い捨て

 我がiPhoneのスリープボタンが押しても帰ってこないという状態になってしまった。調べてみたら同じ症状になる人は多く、保証期間内であれば即交換となるとの事。自慢じゃないが、携帯電話を二年持たせたことのない僕はバッチリ保険に入っている。それだけでなく、いつ落としてもいい様に頑丈なアルミのバンパーを使っている。もちろん、表も裏もシールで保護している。というわけで、今回ショップに持ち込んだ僕の端末はそのボタンが戻らないだけで、後はすべて新品同様の状態だったんだよね。
ショップに持ち込み症状を話した所、
「あーはいはい、これは交換ですね」
と言われ、直ぐに新しい端末を渡された。空っぽな端末だが、毎日バックアップをとっているので、苦もなく僕の携帯電話は元通りになった。もちろん、新品というのは気持ちがいいし嬉しくもあるけど、それだけの症状なんだから簡単に治せるはずなのである。実際、保障期間が切れた人にたいしてその修理を行っている業者もあり、不可能な作業ではない。iPhoneは24回の分割で買う人がほとんどの高価なものであり、そう簡単に使い捨てに出来るものではないと思うんだけど、きっと
「時間と手間を掛けて修理するより、新しいものと交換したほうが早いし経済的」
という判断なのだろう。客側からすればいい事なんだけど、ものとしての価値はどうなの?とちょっと不思議に思ってしまった。もちろん、修理で待たされるよりは新しいものを出してもらった方が100倍も快適だけど、未だにローンを払っているものを簡単に取り替えられるのも複雑な気分である。
 そもそもiPhoneは電池の交換が出来ないんだよね。つまり、初めから永遠に使えるように作られていないってことである。電子端末を永遠に使うこと自体もちろん無理だけど、(僕でなくても)その思想はなんだかなーとちょっと寂しく思う。どうせなら一生使いたくなるような、使えるようなものを作って欲しいなあと思ったりする。僕はiPhoneが好きだし、現時点ではどの機種よりもバランスが取れている端末だと思うけど、
「これがベストだ」
と思えない理由はここにあるのかも知れない。だからmotorolaやblackberryに惹かれるのかな。

隕石

ロシアには「ツングースカ」と呼ばれる地域があって、そこで1908年に大爆発が起きた。これがとんでもない規模の爆発で、広島に投下された原子爆弾の1000倍にも匹敵すると言われており、閃光とキノコ雲は数百キロも離れた地域からも観測され、現場から1500キロメートル離れた場所で衝撃が地震として感知されたり、ロンドンでは夜空の下で新聞が読めるほどだったと言う。とんでもない規模の爆発だったのだが、
「なぜこの爆発が起きたのか」
はまだ解明されておらず、謎なのである。彗星や隕石の落下が一番有力な線なのだが、彗星のかけらも隕石のかけらも残っていない。ロシアが秘密裏に作成していた核爆弾という説もあるけど、当時の技術ではそれは無理。ブラックホールが出現したとか、宇宙人の仕業とか、オカルトな説もたくさん出現した。当時は日露戦争での敗戦後直後で社会情勢の混乱もあり、現地調査が行われたのは事件から10年以上経ってからであったことも原因の一つでだろう。ツングースかは人一人いないシベリアの奥地であることも無関係ではないはず。そもそも調べる意味がなかったのかも知れない。
 今回の隕石のニュースを見たときにこの「ツングースカ大爆発」のことを思い出した。僕がこの事件を知ったのはTVシリーズの「X-FILES」で描かれていたからだけど、ドラマよりこの映像のほうが100倍もスペクタクルである。

もう、逃げようがないというか防ぎようがないというか。どうしょうもないというのはこの事だよね・・。ツングースカの時にカメラやYouTubeがあればどんな映像が見れたのだろうか。見たいような、見たくないような。

マイナースポーツ

 活躍した選手が毎日の様にテレビに出るものだからあんまり考えてなかったけど、レスリングってマイナースポーツなんだよね。少なくとも僕の周りでやっている人は今だかって一人もいないし、やっているのを見た事もない。競技人口が少なそうな感じはするけど、トップ選手の活躍や強烈な個性をたくさん見てしまうものだから、そんな気がしないんだよね。でもよく考えたらそれは日本だけでの事で、世界ではそうとは限らない。当たり前だけど、温度差があるのだ。野球だってそう。野球が盛んな国は日本とキューバ、韓国、中南米の数国等、アメリカの影響下にある国だけ。僕らがNHLやNFLの選手を知らない様に、世界はイチローやマツイやマツザカを知らないんだよね。
 でも、そうなると「なんのためにオリンピックはあるんだ?」という疑問が残る。視聴率が取れる、金が儲かる、競技人口の多いスポーツだけを残していけばメジャーなスポーツのワールドカップの用にになってしまう・・・。これも何かを見失っている気もする。
 それにしても、レスリングはそれこそ古代ギリシャ時代からあるような由緒正しい競技だと思っていたんだけどね。平和の祭典といえども、政治やロビー活動でどうにでなるものなのかな。今になって日本の外交の下手さや情報のなさ、アピールの少なさを皆主張して叩いているけど、これってスポーツの本質とは関係のないことだなんだよね。なんだか悲しい。

ナガトモ

 インテルのカッサーノがナガトモ選手のことを真顔で「数少ない大事な親友だ」と語っている動画をみて、「あれ、ナカタヒデの時にこんな事ってあったっけ」と考えてしまった。キャラの違う二人だし違っていて当たり前だけど、ここまで違うものかとちょっとビックリである。カッサーノと言えばサッカー選手というよりチンピラの方が近いことで有名な荒くれ者だし、インテルの様な大きなチーム自体にまとまりというか、仲間意識みたいなものはあるのか?と思っていたけど、この動画を見る限りいいチームに感じられる。もう一人のサネッティは引退する頃には聖人になっているんじゃないかという人格者だしね、色んな選手たちや仲間からここまで評価されるような選手がいることは何だか嬉しい事である。それにしても、スターが伸びる時って瞬間的だよね。段階を踏んでではなく、間をおかずに一気に駆け上がる。それには運を含め、色んな要素が必要なんだろうけど「人柄」も無関係ではないはず。

http://youtu.be/FvdURO-m8dM

his master’s voice

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町を歩いていたら、こんなものを発見した。電気屋の前だし、これはビクターの犬に違いない。
あまり知られていないけど、ビクターのロゴは蓄音機に耳を傾けている犬と、その下に
「his master’s voice」
と書かれているんだよね。この犬はニッパーという名前で、主人が交通事故で亡くなり、その弟に引き取られる。で、この弟がたまたま家にあった蓄音機で昔吹き込んだ兄の声を聴かせたところ、 ニッパーはその前で耳を傾けて、主人の声に聞き入ったのだ。その時の風景がこのロゴになっているんだよね。悲しげな表情でもなく、なんとなく怪訝そうな表情でもあるし、過度に美談にされていないこのエピソードがいいんだよね。
商品によってはロゴをあまり大きく出来ないものもあるんだけど、それでも読みとれないぐらいに小さく潰れた文字で「HIS MASTER’S VOICE」と律儀に入れていたりするので、なんとなく好きなんだよね。
この置物はきっと薬局の前のケロちゃんとか、ペコちゃんとか、オレンジの象のサトちゃん?とか、景気が良かった頃の販促物なんだろう。すごく綺麗にされているから、この電気屋さんは大事に扱っているのだろう。
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ちなみにHIS MASTER’S VOICE の頭文字を取ったのがレコードショップのHMVだったりする。

今日も

今日は今日で、市リーグ。昨日の試合+練習の疲れは否定できず、体を動かす度に「よいしょ」が反射的に出てしまう状態だったが、皆元気に走り無事勝利。代表の久しぶりのゴールにも立ち会うことができ、いい気分で週末を終えることが出来た。県リーグも残すは後一試合だ。

雪辱

 というわけで、今日は朝から試合。前回の対戦では敗れたチームに対し、今回は勝利をもぎ取ることは出来た。素直に嬉しいが、案の定まだまだな部分が多く気分は複雑。とはいえ、少しは成長を実感。
 夕方からは練習。新しく参加してくれた人たちもいて、かなりの大人数。熱い、いい練習が出来た。残るは一試合。いい形でシーズンを締めたい。

再開

明日からまた県リーグが再開。実に中途半端な中断期間だったけど、もう慣れっこだ。下位リーグなんだよなあ、なんて思い出す度にちょっとした曇り気分を感じるけど、今更である。残された2試合、やらねば。