PS4

 PS4が正式に発表された。デモの映像も披露され、毎度の事ながらリアルな映像であった。PS3の機能をフルに使い果たせていないのにもう次のかよ、と思ったんだけどでてからもう7,8年経ってたのにビックリ。ハードが高機能になって映像や音が良くなったり、ネットも出来て、ブルーレイも再生出来て、録画も出来るのは凄くいいんだけど、なんだか複雑になっているような印象を受けるんだよね。こういう事も出来る、ああいう事も出来る!と魅力を語られるたびに
「ああいいなあ!」
と思う前に
「面倒くさそうだなあ」
と思ってしまうんだよね。年取った証拠かな。
 こういう凄いゲーム機が出るたびに
「初代のファミコンが1番面白いんじゃないか?」
と思ったりする。無限の可能性より、限られた条件の中から生まれた物のほうが優れていたりするからね。事実、ファミコン時代のソフトは名作が多く、今でも全然プレイできる。ゲームの中毒性とも言うべき「楽しさ」はキレイな映像の中にある訳じゃないからね。でも、よく考えるとファミコンを知らない世代もいるんだよね。彼らはきっとPS4が出ても最大限に活用出来るんだろうけど、ファミコンの面白さを知らないなんてかわいそうな気もする。