次世代

 車がが自動で運転してくれるまでもう少しだったり、携帯電話で色んなことが出来るようになったり、PRIUSが音もせずに横を走り抜けたりする今「ワクワクする未来的なもの」を感じる事は少なくなった。なんていうか、色んなものが凄く進んでいて、未来は今状態なのである。逆をいうと、「こんなものがあったのか!!」という、ドキドキさせる様なものが少ない気がするのだ。後何年かすればきっと、携帯電話を耳たぶに当てるだけで
「今日は練習はやめておけ」と表示されて体調を管理させられたり、
「この買い物はやめておけ」と表示されて銀行口座を管理されたり
する未来が来るかもしれないけど、これらは今の未来の延長線上にある気がしてイマイチワクワクしない。人間が想像出来るものは実現可能である、と良く言われるけど、だからこそ詰まらない気もするのだ。
そんななか、これはいいなーと思うものの中に「3Dプリンター」がある。3Dプリンターは、紙の平面に印刷するプリンターに対して、3次元のオブジェクトを造形することプリンタのことだ。プリンタというと印刷するというイメージがあるけどそうではなく、(形式は色々あるみたいだけど)特殊なプラスチックを重ねて印刷することで3Dで形を作っていくんだよね。

これはいい。建築関係の人とか模型を作る必要がある人たちにとって、もう革命的じゃないだろうか。平面が3Dになること自体一大きな飛躍だし。これ、価格がどんどん安くなって家庭にも入る様になれば面白いよね。自分のフィギュアとかマスコットとかも作れるわけだし。3Dデビル君の誕生も近いな。