ミズシマヒロ

 蹴る前は怪我予防のため、必ず走っている。ランニングマシーンは嫌いで、同じ景色をずっと見るのも嫌だから施設のコースも遠慮したい。という訳で、いつも外を走っている。が、さすがに今日はあまりの寒さに音をあげてランニングマシーンを使った。それぐらい寒かったよね、今日。走る時は別にいいんだけど、終わって、マシーンを降りてからもしばらく前に進んでいるあの感覚がやはり気持ち悪い・・。慣れの問題なのだろうか。
 家に帰ってTVを見ていたら、「アナザー・スカイ」にミズシマヒロが出ていた。なにやら故郷のスイスを訪れているみたいで、差別などにあったつらい時に逃げ込む小川で思いでを語っているシーンであった。そこは森に囲まれた完璧なロケーション。深そうな青い森、そこを流れる澄んだ水の小川、木の葉の間から漏れ落ちる光、そして遠い目をしながらその流れを見つめるミズシマヒロ。僕は一瞬、これはファンタジー映画のワンシーンじゃないか?という気がしたよ・・・。何もかもが完璧すぎて、なんだかなーって感じがして、真の意味の公平性はやはり存在しないことを確信した。ミズシマヒロは悪魔と取引でもしたんじゃないか?笑。着ている革ジャンがあまりにも格好良かったから、調べてみたらオーバー30万だった..。
 僕の中での日本一のハンサムは、サイトウタクミかと思っていたけど、やはりミズシマヒロか?