アメコミ

 ここのところ、ちょっとしたアメコミ熱にやらていて、今月に入って2冊買ってしまった。「デッド・プール」というマーヴェルのコミックと、「ウオッチメン」とかを書いたアラン・ムーアの新作、「プロメテア」である。「プロメテア」は届いたばかりまだ数ページなんだけど、さすが天才アラン・ムーア、傑作である。
 アラン・ムーアが面白いのは当たりまえとして、最近のマーヴェルは全くハズレがない。特に映画はどれも本当に面白い。キャプテン・アメリカの「ウィンター・ソルジャー」もそうだし、アイアンマン・シリーズもどれもレベルが高い。結局観れなかったけど「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」も最高だったらしいし、これらのヒーローがいっきに集まる「アヴェンジャーズ」もあって、もうお祭り状態である。次回に「アヴェンジャーズ」には「ガーディアン~」のメンバーも登場するという未確認情報もあって、期待値は高くなるばかりである。
 「キャプテン・アメリカ」にも次回作の話があって、「シビル・ウォー」という作品が原作になると言われている。「シビル・ウォー」とは内戦の意味である。アメリカでヒーローたちの力が脅威となり、ヒーローを登録し活動を規制する法案に賛成するヒーロー達と、反対するヒーロー達が二手に分かれて戦う話である。政府に意向に従い、全ヒーローを登録し管理しようとする側にアイアンマンがつき、ヒーローの戦いの自由を守ろうとする側にキャプテン・アメリカがつき、その下にそれぞれがヒーローを従い戦うのだ。いつもは同じ目的にのために一緒に戦うヒーローたちが互いに殴りあうわけだからそれだけでも面白いんだけど、政府側にキャプテン・アメリカが付かない所がミソだよね。キャプテン・アメリカが守るものは政府ではなく、「自分の権利を自分で守る」というアメリカイズムである。それこそがアメリカの精神、ということなんだよね、多分・・。アメコミが面白いのはここで、ちょっとした思想や価値観の問題点を投げかけてくるんだよね。
 映画が始まったらきっと売りきれるだろうから、買うなら今だな。それにしても、一冊が3500円前後なんだよね。この金額だけ、どうにかならないものだろうか。

いいなあ


色んなクラブがyoutubeに公式チャンネルを持っているんだけど、時々面白い動画があったりする。アイドルを愛でる文化のためか、Jリーグのチームのチャンネルは人気選手へのインタビューとかが多いんだけど、ヨーロッパのチームは普通に練習風景とかもあって、ちょっと面白い。最近のヒットはこれ。この真ん中の選手のキック精度がCGなんはないかと思うぐらいなんだよね。手前のゴールのバーだけではなく、奥のゴールのバーにも当てていて、なんだかすごいんだよね・・。羨ましい。途中から、バーに当てて戻ってきたボールをダイレクトでまた当てる、という遊びにエスカレートしていて、プロ選手はやっぱりすごいと再確認させられる。