google

 自分が作ったエンブレムやロゴに似たようなものがないかどうかチェックできるサイトがあるみたいね。膨大な情報の海の中から、プロの人たちってどうやって探すのだろうと思っていたけど、こういうサイトでチェックしたり普通にgoogleの画像検索を使っているんだね。プロだけのデータベースがあって、そこには世界中の商法登録されたロゴやエンブレムが網羅されていて、そこに似たようなものがあるかないか、が判断基準になるかと思ったらどうやらそうでもないらしい。それだけ、たくさんの人たちがたくさんのロゴやエンブレムを作っていて、日々それらが増えている。「100%似ているものがない」と断言するのは無理なんだろうなあ、本当は。でも、ここでもまたgoogle様が判断基準になっているのが恐ろしい。Googleさまに検索に引っかからなかった、存在しないも同じのこの世のなかなのに、さらにオリジナリティの判断基準になるとは。本当に世界征服しよと思えば出来る何じゃないか?

白紙撤回

 あのエンブレムが撤回になってしまった。これだけ悪いほうに話が転がると、こういう終わり方しかできないところが残念である。選んだ組織委員会は自分たちの選定をひっくり返すわけにはいかないから、作った本人が取り下げる形しかなかったんだろうなあ。もっと残念なのは、ベルギーの奴の意見が通った形になってしまったことと、あのエンブレムの良し悪しではなく、「パクリの疑いがあって、印象が悪い」というのが理由であることね。本来の主旨から離れ、風潮というか、印象で決まっていくのもおかしい。
 問題はこれからだよね。もうこうなったらプロの人は手を出しにくい。ここまでケチが付いた物件を引き受ける勇気ある人はいないだろうし、大勢の人を納得されることももっと難しくなってういる。残された手段は
「鳥山先生にお願いします!」とか
「宮崎駿先生に頼みました!」とか
「庵野秀明先生がやってくれます!」とか
しかないんじゃないか?笑
海外の人とかもこっちの方が効果あるかも知れないし。それか、誰も文句言わないように手塚キャラを出すかだな笑。公募がいいなあと思っていたけど、今の流れでは意地でも似ているものを探されて叩かれるに決まっているから、誰も文句を言えない誰かに書いてもらうしかないか・・。