「ベビーカーが邪魔」1歳男児殴った疑いで男逮捕

 と言うニュースがあって、ビックリである。親のほうに文句をつけたり絡んでくることはあるかもしれないが、まさか子供に手を出すとはね・・・。やったのは64歳のおっさん。よっぽど虫の居所が悪かったのかな。
 そういう僕も、ベビーカー反対派である。我が先生を外に連れ出すときは、出来るだけ使いたくないと思っている。特に人がたくさんいる場所などを移動するときは、自然と邪魔にならないように、邪魔にならないようにという意識が働いてしまう。だが、現在では10キロを越えているので、そうもいかない場面が多い。
 多分だけど、そのおっさんは子供が嫌いなんじゃなく、
「子供なら何でも許される」と思っているマナーの悪い親のことが嫌いなのか、その親に瞬間的に怒ったのか、のどっちかなんだろう。おっさんだって歳をとったら自分で歩けなくなって、似たような器具を使うことになるかも知れないことを思うと、なんとも滑稽だと笑ってしまう。が、やっぱり冗談では済まされない。赤ちゃんだって社会の一員であって、歩けない人が車椅子を使っているのと同じように、移動するためにベビーカーを使っているのだから文句を言われる筋合いはないんだよね、本当は。このニュース、ベビーカー論争になっていきそうな所が面白いんだけど、そうではくただ変な人が一人いたってだけのことなんだよね。通り魔とあまり変わらないともいえて、それが一番怖い。