雨、雨、雨

映画「フォレスト・ガンプ」で、主人公のフォレストがベトナム戦争について語るシーンがある。ベトナムではとにかく雨が多く、色んな雨に打たれたと話す。強い雨弱い雨、霧みたいに細かい雨、横から吹き付ける雨、下からも降る雨。それを見ながら、東南アジアの天気はそうなのか・・・、と思っていたけど日本はどうなんだ?と思うぐらいに降った一日だ。明日もとんでもない雨量が予想されていて、もはやウンザリである。これは日本の天気が東南アジア諸国の天気に近づいてきている、ということなのだろうか。
 思えばその国の文化とか、社会の在り方はその場所の天気にも左右されるはず。東南アジア文化が持つあのスローな感じにその場所の天気は無関係なはずがない。もし日本の天気が本当にこのまま変わっていけば日本の文化や社会もそれに合わせて変わっていくのか?と考えたりするけど、きっとそんなことはないよね。一度転がりだしたものは止まることなく、転がり続けるしかない。社会はスピードダウンはできない。激しい雨の中でも雨宿りすることなく、動き続けるしかないんだろうなあ。