大きいことはいいことだ

 そういえば、NHKですぐに再放送されたダイオウイカの番組をみた。実に面白かった。が、どうやら僕は間違った捕らえ方をしていたようだ。僕は「ダイオウイカを発見する瞬間」が最大の見せ場だろうと思っていたけど、そうではなかった。この番組は「ダイオウイカ」を見る番組ではなく、「ダイオウイカを40年追い続けた男」を見る番組だったのだ。
 実は録画をする過程で映像を見てしまって、しかもちょうどダイオウイカの映っている部分で、それが40分過ぎぐらいだった。ダイオウイカの発見に沸くスタッフ。え、もしかして40分過ぎまでイカを見せずに引っ張るのか!?とビビッたがもちろんそんな事はなく、引っ張るどころか冒頭の2分ぐらいでダイオウイカの全身映像を出すぐらいの気前良さであった。それでも最後まで途切れることなく興味を持続させる構成になっていて、実に見事であった。発見のシーンも大げさに煽るこもなく、淡々と映像を見せるだけ。不要なナレーションもテロップもなく、民放では見れない番組だったかな。
 それにしても、公的機関のバックアップは大きい。かかっている金と時間は想像するに膨大なものなんだろうけど、やっていることは雪男を探している人や、ツチノコやネッシーを探している人たちと変わらない気もする。もちろん、学術的な意味で考えるとぜんぜん違うんだろけど、
・ダイオウイカを発見したからって何になるの?は
・イェティがいたら何なの?
と同じなんだよね・・。

白熊ガラナ

20130208-112730.jpg

白熊ガラナ
株式会社北海道観光物産興社
350ml

前回の「熊ガラナ」に続き、@8が帰省の際に買ってきてくれた北海道限定のドリンク。問題は熊ガラナの味を覚えていないので、比較が出来ないことである。笑

容器デザイン★★★シュワー
「熊ガラナ」の存在が先にあるので、比較しながらのデザインだろう。熊ガラナは赤と黒で、この白熊ver.は青と白。ベタといえばベタだが、ちゃんとポイントを押さえていると言える。黒ver.はどう猛さや迫力があったけど、この白ver.は迫力があるわけでもないし、可愛くデフォルメもされていない所に好感。

味★★★シュワー
前回を覚えていないけど、やっぱりガラナにコーラを混ぜた感じ。前回と味は同じなんじゃないか?と思わないこともない。

変り種度数シュワー★★★★
液体が白く(透明)になっている心遣いがいいね。調べてみたらカラメルを入れているか入れていないかだけの違いの様なので、もしかしたら味は同じなのかも知れない。あえてホワイトソーダ的なドリンクにせず、コーラ+ガラナを押し通している。次は飲み比べだな。

練習

 今月の平日練習は水曜日の21:30から行われている。体が休みモードに入ろうとする時間に、大汗をかきながら走っているおっさん達、それが僕らである。今日も信じられない様な寒さの中で走りまくった。参加人数が10人という、ゲームにギリギリの人数だったが、最後まで手を抜かずにやれたかな。最後のほうで、競り合いのシーンで相手の何かが顔面に当たり、一瞬世界が明るくなって上が下で下が上で何が何だかという状態になったけど、根性で乗り切った。当たった瞬間、液体が鼻の穴からダラダラと流れるものだから、一瞬鼻血を覚悟したが鼻水であった笑。今も鼻が真っ赤だけど、何事もなくてよかった。

定番

1234567
 そう、ついに買ってしまいましたのです。永遠の憧れのモデル、airmax95のイエローグラデの復刻版です。復刻とは言っても、これは”AIR MAX 95 NO SEW”というモデル。 SEWは、いわゆるソーイングのソー。ノーソーということで、airmax95の最大の特徴であるレイヤー部分に糸を使わず、熱で圧着しているのだ。つまり、レイヤー部分が布ではなく、プラスチックなのである。最近ではアウトドア系ウェアでよく見る張り合わせ技術と同じかな。
 もちろん、スニーカーマニアとしてはこのモデルより、95年に出たオリジナルと同じ縫い合わせのモデルを求めるのが普通なんだろうけど、僕にとってこの「ちょっとだけ違うモデル」がしっくり来る。それはオリジナルをやはり、手の届かないところに置いておきたいという、純粋?天邪鬼?気持ち悪い?発想から来るものである。値段なんてほぼ変わらないんだから、オリジナルを買うチャンスなんてたくさんあったんだけど、一度買ってしまえばなんだか後が詰まらなくなる、一度かなえられた願いの後に残るのはちょっとした寂しさだけ、みたいな、そんな気がするんだよね。まあ、あんまり理解してもらおうとも思わないけど笑。でも95はこれで3足目なんだよね、ここら辺が決定版かな。
 それにしても、最近のスニーカー文化に陰りが見えてきた。新しいニュースといえば、過去のモデルの復興版がほとんど。このモデルもそうだけど、エア・ジョーダンやフットスケープだったり、僕らの若い頃に発表されたものがまた評価され、再販されている。なんか、繰り返しているなあ。
 

ならずもの

 昨日の練習後、うちのメンバーのスニーカーが無くなるという事件があった。練習後の練習試合のため、隣のコートに移動したのだが荷物だけはそのままにしており、隣のコートで蹴っているときに盗まれた線が濃いようだ。無くなったのはNIKE定番中の定番、オールホワイトのエアフォースワンである。Bボーイ系からダンサー、それだけでなく普通の人にも25年にも愛されてきたモデルである。無くなったものを知ったとき、スニーカー好きな奴の仕業か!と思ったけど、スニーカー好きならすでに持っているモデルのため、そうではなさそうだ。僕としては、人様のスニーカーに手を出すような奴は裁判なしで檻の中に送ってもいいと思うんだけど、わずかながら
「自分のダンクと勘違いして持って帰ってしまった」
可能性がある。来週の日曜日あたり、受付の忘れ物箱に入っていることを願うばかりだ。
 実は僕も昨日、買ったばかりのairmax95イエローグラデを卸したばかりだったんだよね・・。その時に皆で懐かしき「スニーカー狩り」の話をしたんだけど、今のこの時代にこんな事件があるなんて、なんだか悲しいぜ。

ベッカム

 パリに行った時にサンジェルマンのショップに入ったんだけど、誰もがイブラヒモビッチのネーム付きユニを求めていた。当然の様に売り切れていたんだけど、面白いことに買おうとしている奴らが全員観光客だった。あんまり考えたことなかったけど、パリ・サンジェルマンは国際的に人気のある大きなクラブなんだよね。
 そこにベッカム様が入団するわけだ。年齢も年齢だし、契約も短いものだからどれぐらい戦力として評価されているのかは不明だけど、アイドルや広告塔ではなく「サッカー選手としてのベッカム」が好きな僕としてはちょっと楽しみである。どうしてもメジャーリーグサッカーの情報は少ないからね。フランスリーグもそこまでじゃないけど、マンデーブットボールでは見れるかな笑。
 サンジェルマンはまたユニがカッコいい、ということでも知られていてそこも楽しみだ。でも、サプライヤーがNIKEなんだよね・・。ADIDASの広告塔であるベッカムがNIKEのユニをまとうなんて、ちょっとした事件だ。

made in china

 最近欲しくなったドメスティックブランドのブーツがあって、これがいい値段なのである。6万ぐらいだから、良いというか、買えないぐらいの悪い値段なんだけど笑。昔からあるブランドで、デザインと履き心地と値段で定評があるんだけど、調べてみたらmade in chinaなのである。日本のブランドだしその価格だから、僕はてっきりヨーロッパ産かmade in japanだと思っていたんだけど、タグに小さくmade in chinaと書いてあるのだそうだ。まあ、中国産だからって悪い商品ってわけではないんだけど、自分の中でテンションが下がるものがあるのは否定できない。これがmade in japanだったら頑張って買うんだけど、made in chinaだと身構えてしまうこの差、僕だけじゃないはず。
 不況の中でこのブランドは相変わらず売れているらしいんだけど、購買層は日本の若者から中国人観光客に移って来ているのだそうだ。裕福層がやってきては「知る人ぞ知る日本の有名なブランドのいい商品」をこぞって買っていくらしいのだ。でも、それらは自分達の国で作られた商品でなのである。一方で反日をうたいながら、もう片方ではmade in japanの商品を買いあさる中国人像はもはや当たり前になってきているけど、
・中国人が日本で中国産の商品を買っている
この現象がなんだか面白い。