タスマニア可愛い

昨日かな、TVでオーストラリアの珍獣、タスマニアデビルの赤ちゃんが紹介されいて、この世の物と思えないぐらいに可愛かった。笑

気性が激しく、鳴き声もこんなだし、なによりも名前に「悪魔」がついているぐらいだから、どんなものかと思ったら、赤ちゃんはこんなに可愛いんだよね。是非とも実物を見てみたいと思って、調べてみたら日本にはいない上、絶滅危惧種に指定されている。オーストラリアでは繁殖に成功していて、この映像がその時に生まれた個体らしいんだけど、やっぱり可愛いね。オーストラリアといえばコアラとカンガルーだろうけど、絶対にこっちのが方が可愛いと思うんだけどね。パンダの次に来るか?

たかじん

 関東ではそうでもないけど、大阪でのたかじんは絶対的な存在だった。僕が大阪にいた時は「たかじんのばあ」というトーク番組があった。たかじんがバーのマスターをやっていて、そこに客としてゲスト達が来るという設定の番組であった。一回に複数のゲストが来て、順番にたかじんとしゃべるんだけど、面白いのは自分の番が終わっても、ゲストたちはバーの中に残りタバコを吸ったり酒を飲んだりするのである。後半のゲストが喋っている時に、奥の方のテーブルで前半のゲスト達が喋っている画がいつもあって、面白かった。もちろん、酒は本物。たかじんもいつも酒を片手にしゃべっているから、後半の頃にはだいぶいい気分になっているのがお決まりで、そのためぶっちゃけトークが多かった。ボスが酒に酔って無茶をしだしても誰も注意できないし文句も言えない感じっていうの?視聴者もそこを期待していて、色んな意味で面白い番組であった。DVDが流通しだした頃にこの番組のDVDが発売されたけど、ピーだらけのカットだらけの編集をされていて、「やっぱりか」と思ったのを憶えている。当たり前か笑。
 歯に衣着せぬとか毒舌とか、言いたい放題とか、たかじんを良くそういう風に表現するんだけど、たかじんはどこからも完全に自立した存在だったと思うんだよね。精神的にも金銭的にも。自立しているからこその、どこにも媚びる必要がなく、自分の考えを表現し、言いたいことを言いたいだけ言えたのだろう。その不良性、色気が人気の理由だったのかな。

旅行中の不幸

 新婚旅行中に銃撃され死亡、というのは不幸中の不幸とも言える出来事である。これ以上の悲劇は想像できない。流しのタクシーに乗ったことが運の分かれ目、という報道になっているけど、どうにも「運が悪かった」というニュアンスが見え隠れしていて、余計にやるせない。
 自衛の意識はあったのかとか、旅慣れている人だったかどうかとか、色々と気になる部分はあるけど、エクアドルに行くぐらいなんだからそれなりのリスクは計算していたと思うんだけどね・・。

 海外でなくても、悪意を持たれた時点で無傷で切り抜けるのは難しい。どんなに自己防衛を重ねても、矢印がこっちを向いた瞬間に100%の回避は出来ない。運の要素はあるんだろうけど、何か出来ることはなかったのか・・。本当に嫌なニュースである。

価値観

 朝からセールに出かける。僕が好きなブランドのセールなんだけど、このブランド、少し前から大陸側の人たちにも人気が出てきている。中国の人たちが好むブランドと言えば、CHANELなどの高級ブランドがメインかと思っていたんだけど、最近ではストリート・ブランドにも食指を伸ばして来ているみたいである。

狭い店内に僕を含め15人ぐらい客がいたんだけど、僕と3人の店員さんを含め全員が中国人であった・・・。前にもスニーカー屋で、僕と店員以外は全員ドイツ人というのがあったけど、今回は人数差があまりにも大きく、ちょっと怖いぐらいであった。気になったのは、みんな揃ってマナーが悪い。商品を乱雑に扱うし、勝手に箱を開けたりするし、好き放題に写真を撮る。終始大きな声で喋るし、我先に商品を奪い合う。店員さんと喋りながらわかったんだけど、どうやら中国のバイヤー達で、片っ端から全部買っていくらしいんだよね。店員さんの表情にも少し陰りが見え隠れしていて、ちょっと複雑な気分であった。低姿勢で普通の客であった僕には「試着も出来ますのでなんでもおっしゃってくださいね!」と親切に笑顔で行ってくれて、これまた複雑な気持ちになった。
 所詮靴とか洋服とかだから、好きなだけ買ってくれても良いんだけどね・・・。どうにも扱いが乱暴で、商品に対する愛というか、愛着が見えないんだよね。安いものじゃないし、長く使えるいいものだから大事に大事に僕はいつも扱うんだけどね・・。バブルってすごいわ。

定期報告

 本日夜、千葉駅にて旧フロリ系メンバーで集合。串焼きやに入ったのだが、あまりの客層の若さにちょっと浮いてしまう始末笑。串焼きといえば、仕事帰りのサラリーマンが煙い中でビールを煽る、どっちかというと汚い店を想像していたんだけど、そうじゃない店もあるね。杏仁豆腐やソフトクリーム、チョコフォンデュまであったしね笑。僕はそっちが嬉しかったけど。
 いつも通り、あれこれと近況報告をしあい、遅くなることもなく別れた。無理しないここら辺も大人になったなあ。笑

いつもとちがう

年始、ショッピングに出かけた。出かけたのはいいんだけど、登りの渋滞がとにかくすごかった。舞浜の前ぐらいからすでにノロノロ進行。電話で首都高の渋滞を確認したら、どこもかしこも真っ赤になっていた。これでは、着くのが明日になりそうであった。ここは思い切って高速を降りて、下の道で行ってみることに。実はこれが新鮮で、なかなか良かった。ルート的にはかちどき橋を渡ったり、国会議事堂を観ながら皇居の周りを通り、GHQが本部として利用した第一生命ビル(ちょうど「終戦のエンペラー」を観た後だった)を探しながら、歌舞伎座、迎賓館も遠目に見ることができた。いつもは高速で一気にその距離を省略してしまうけど、たまあにはこういうのもいいかも知れない。東京ではあらゆる所に歴史の跡があるから、勉強しながら回るのも楽しそうだ。東京案内のバスツアーとか、最近すごく楽しそうに思えるんだけど、歳を取ったからか?

たまにだからいい。

年始はうちに行ったり、向こうの家を訪ねたりとで、何かと慌ただしい。向こうの家族とは知り合って何年も経っていないのに、間違いなく家族であるこの関係がとても新鮮で面白い。互いに気を使いあう距離感でありながらも、やはりお互いにその距離感を縮めようとする感じがあって、これまた面白い。どっちの家族もだけど、みんなが集まるとかなり賑やかになるんだよね。まあ、たまにはいいけど、毎日は勘弁って感じだな。

キャプテン・フィリップス

 元旦でもあるんだけど、千葉県においては映画の日でもある。というわけで、気になっていた「キャプテン・フィリップス」を鑑賞。2009年にソマリア沖で起きたシー・ジャック事件を映画化した映画である。実話だし、監督が「ボーン・シリーズ」の監督だから、説得力がある上にスピード感もある。さらに全編ずっと緊張感が漂っていて疲れるというか、終わってから安心したというか・・。
 面白いのは、AK47をもった4人だけでこの事件を起こしている所だよね。この4人をやっつけるために米軍が動き、SEALsまで出動する。大きい母艦、駆逐艦、ヘリも出動しシールズは基地から空輸される。武力で言えば圧倒的に米軍の方が何倍も有利なんだけど、人質を取っているだけに海賊が有利だったりするのだよね。たったの4人なのに。観ながら、黒子のバスケの事件を思い出してしまった。
 とはいえ、アメリカはすごいなあ。自国民を助けるためならなんでもアリだもんなあ。

一年

 ガキつか観ていると、なんだか思考力が落ちていく気がする・・。
もう一年ですか・・。何もない一年がなんてありえず、今年もご多分にもれず色々とあった一年である。怪我もして復活もして、新しい仲間も増え、他にも色々とあったと思うけど、思い出せない・・。これも毎回同じだけど、もう37回目の新年なんだから新鮮さがないのは当たり前か。
 2014がどんな一年になるのか。社会情勢や僕らの生活を取り巻く要素からみても、お気楽にただ楽しく過ごせる一年にはならなそうである。世の中が傾いているのは遙か昔からだろうけど、その角度は急なものになっている気もするしね。ただ、37年目になるからこそ知った、分かった、得た「それでも頑張って生きるべき」理由はちゃんとある。もちろん、その逆もある。あるんだけど、それらをも引き連れて2014年を走ろうと思う。

新しい一年が僕の好きな人たち、そしてそうでもそうでない人にもとっても、実りの多い一年になるように祈っています。1年は長いようだけど、例えそれを全て好きな事に費やしても、それでも足りないものだ。がんばろうぜ。