その値段なら当たり前

 酒々井に新しいアウトレットがオープンするという事で、朝からテレビで紹介されていた。何やら有名な人が作るチョコレートがあるとかで、それが1粒の定価が250円なのだそうだ。それがアアウトレット価格で1粒150円でになり、レポーターの人が
「これはお得です!」
と驚いていた。チョコボールぐらいの大きさの一粒が150円!と僕もビックリしたのだが、それはもちろん高いと感じたからである。確かに手間がかかった美味しいチョコのようで、機会があれば食べてみたいのだが、150円もするんだったらそりゃあ美味しくて当然だ。金をかけて美味しいものを作るのは当然。100円であれだけ美味しい板チョコをだしている明治やロッテのほうがぜんぜんすごいじゃないか!と僕は思うのだ。ブラックサンダーなんてあんなに美味しいのに60数円だぜ?。その有名なパティシエに60円で売れる美味しいチョコを作ってみろよ、と言いたい。まあ、どんなもんか一度は試したいけどね。

偏愛

 女性を襲っては履いている靴を奪って逃げる男のニュース。靴に対する気持ちのことだから
「まあ、そういう人もいるかな、わからんでもないな」
と最初思ったんだけど、靴に性的に興奮する人たちがいるのを知って、上には上がいるなあと感心してしまった。履物に対する執着なら僕もいい線行っていると思うんだけど、全くの別次元の話であった。モノに対して異常な執着心を持っている人は少なくないようで、世の中は広いななんて思う。
 その人はそのうち捕まるだろうけど、その時もきっと好奇の目で見られ、「変態」という言葉でこと括られることだろう。盗んでいるのだから立派な犯罪だけど、こういうニュースがあるときは「人に迷惑をかけてしまう性癖を持たなくて良かった」
と毎回思う。きっとその人も普通の趣向だったらそんな行動に出ることもなく、犯罪行為に走らなかったはず。彼がその趣向に辿り着いた原因は自分のあるのか、環境にあるのかは、それが凄く気になる。ただ単に「運」が悪かっただけなのか・・。自分の責任でそうなったのならどうでもいいんだけどね・・。

長友の怪我

長友選手の怪我になんだか教えられた気がする。2ヶ月ぶりに帰っきてすぐに再発なんて、言葉では表せないような気持ちに違いない。プロなんだから、万全に万全を重ねて、さらに練習で何度も何度も体、怪我部分の確認をしての復帰だったのだと思うのだが・・・。担当のドクターがいるだろうし、商品である選手をチームが無理させるとは思えず、管理は厳しいはず。トレーナやドクターの判断に誤りがあったのかな。それとも、本人が自分の立場に危機感を覚えて
「大丈夫、やれる」
と無理をして言ってしまったのだろうか・・。

手術をすればW杯予選の出場は無理そうだし、残りのシーズンもやれないだとのこと。左膝半月板損傷って大きな怪我だから、手術をした後は元のプレイは出来るのだろうか。プロのサッカー選手として、おそらくそれが一番怖いことに違いない。

あー、僕みたいな底辺も底辺のアマチュアが怪我でこれだけ落ちこんでいるのに、世界トップのクラブで毎日勝負をしている長友選手はどう思っているのだろ。整体紹介しようかな。

イイ話

いつからだろう、ちょっとだけ人を感動させるイイ話が流行り出したのは。昨日書いた三国連太郎も、佐藤浩市が会見を開いたのを機に、なにやらいい話になろうとしている。。二人の関係をまるで、親子関係を超えた何かかの様に伝えているけど、普通に不仲だった事をいい様に捉えている気がしたんだよね。息子に対する関心の無さこそが三國連太郎の面白い所で、そんな親父に全く頼らずに、しかし同じ世界でなり上がった息子の関係は面白いけど、いい話ではないと思うんだよね。

少し前のYahooニュースに、たけしと志村けんの美談が嘘っぱちだった、というのがあって、読んだ人も多いと思う。フライデー襲撃事件のあと、軍団の面倒を見たのは志村けんだった、というイイ話なんだけど、これがネット上で広がっていたらしいのだ。余りにも広まったものだから、当事者が見かねて
「そんな事はなかった」
と発言するんだけど、すごく不思議な現象だよね。誰が何のために、何の得があってこのちょっとしたイイ話を作り上げたのかも不思議だし、それが多くの人たちの目に触れ影響を与えているのも不思議だ。まるで、求められているからここまでなっちゃった、という感じなんだよね。無意識のうちに世間はそういったちょっとしたイイ話を求めているのかね。

残念

少し前の昼間にテレビで釣りバカがかかっていて、20年前の作品なのにスーさんはすでにおじいちゃんだったのを覚えている。その時もそれについて書いたけど、ついにその時が来るべくして来た、って感じか。

三國連太郎が亡くなったニュースは本当にびっくりした。釣りバカも終了していたし、最近は露出も少なかったからそろそろかな、という予想はあったようだ。が、実際事が起こるとびっくりするものだ。

それにしても、あちこちで名優!と持ち上げている記事が多い。確かにそうだし、日本映画界を作って来た人ではあるが、それ以上にアナーキーで変わった人だったんだよね。それこそ、その部分こそが三國連太郎の魅力だったのに、名優、すごい人だった、と奉るだけだとなんだか魅力半減だし、三國連太郎という俳優のあり方を正しく伝えていないと思う。まあ、亡くなってしまうと誰でも聖者にされてしまうものだから仕方がないことかもしれないけど・・。

希望

怪我をしてから初の整体。右の股関節をかばっているものだから、膝も痛くなり、昨日あたりから腰も痛かった。ずっと体を診てくれている院長に報告するのも気が重かったのだが、@25ルートでバッチリバレていた笑。

症状を伝え処置をしてもらった所、かなり楽になった。痛みはあるのだが、箇所がより鮮明になった感じだ。ピンポイントでここが痛い!みたいな。このまま市リーグいけるんしゃないか?という思いが一瞬浮かんだが、いかんいかんと抑える。目標はまだ先、そこを間違えない様にしないと。

帰り際、アリーナに顔を出す。行けばやりたくなるのはわかっていたが、皆に会いたかったし、今日はノブのデビューであった。皆が楽しそうにやっているのを見ながら、やっぱり怪我するものじゃないなあと、心から思った。一緒に蹴る機械をふいにしてしまった。でもまあ、とりあえず今日で少し希望は見えた。後は痛みがいつか無くなるかの問題、さすがに永遠には続かないでしょう。が、上半身だけの筋トレもさすがに飽き気味。今週中ぐらいでどうにかならないかな。

アイロンをかける

20130314_157926 数は少ないが、僕もボタンが付いている服は何着か持っていて、洗濯するたびにアイロンをかける。最初こそはメチャクチャ下手だったのだが、ここ最近メキメキと腕をあげている。得にyoutubeで正しいアイロンのかけかたを見てからは(笑)、なんか奥義みたいなものを会得した気がして、上手くなっている気がする。上手くなっているといううか、アイロンを書けながらシワがなくなっていくのが面白いんだよね。まあ、これは1,2枚の話で、これがもっと多くなったらきっとすぐに根をあげるだろう。クリーニング屋さんは1日にシャツを何枚洗って乾かしてアイロンをかけているのだろうか。そう思うと1枚を数百円で仕上げてくれるなんて安いな。

ジャッキー印

poster-723x1024 いよいよジャッキーの最後のアクション映画(どこまで本当かどうかは微妙だけど)「ライジング・ドラゴン」が上映されますね。前に「ジャッキーがアクション映画から引退するかも」というのを書いたけど、本当だったみたいだ。一応「体を張ったアクションから引退」というさりげない言い訳が用意されてはいるけど、ある部分では本当なのだろう。今回の映画は監督も脚本も製作も主演もジャッキーの、まじりっけなしのジャッキー印映画である。製作もジャッキーだから、自分で金をだし、自分で作る体制になっているんだね。これで主題歌までジャッキーとなれば観にいかないといけないんだけど、どうなのだろ。

ジャッキーが好きだと言っている僕でも、劇場でジャッキー映画を見たのは一度だけ。子供の頃にみた「シティー・ハンター」である。何を血迷ってそれを観にいったのか、ガキの頃の自分を捕まえて聞いてみたいものだ。冴羽獠役のジャッキーの白いスーツしか覚えていないんだよね。

本当は劇場まで足を運んで観るべきなんだろうけど、僕にとってジャッキー作品はビデオはで家で観る、というのがピッタリ来るんだよね。それで好きとか言うなよ!とファンは思うんだろうけど多分、子供のころにビデオで何度も何度も繰り返した観たことが原体験になっているからだと思う。アクションシーンを巻き戻してみたり、人を気にせずに笑ったりしてね。そういう意味では、ジャッキー映画はどれも娯楽作品としての正しい姿を保っていて、だからこそ未だに人気があるのだろう。

観光客

F.I.L.に行くと、決まって外国人の客が数人いる。韓国人と中国人はどこに行ってもいるけど、白人が買い物をしていることも多い。日本まで来てわざわざここまで靴を買いに来ているのだから、僕と似たもの同士、スキモノなのだろう。僕が嬉々としてフランスでAnatomicaに行った様に、彼らはトウキョウのF.I.L.を訪れたいわけだ。そう思ったらその白人の事が何と無く身近に思えたけど、2つも大人買いをしているのを見たら羨ましくなった。そいつ、それ以外にもABCマートの袋を提げていたしね。笑。きっと楽しい気分で帰って、ホテルについてからも箱から出し履いてみたり、眺めたりしているんだろうなあ。人種や育った環境や信仰がちがっていても、同じよう人っているんだね。笑。

平和 

 いつミサイルを打ち込まれるか分からない状態を「戦争状態」と言うんじゃないか?、と思う今日このごろ。これが普通の国だったら宣戦布告として捉えられすでにドンパチが始まっているんだろうけど、北朝鮮のことだから何がどうなっていて、どうなるのかがわからない。チキンレースみたいなものになっていて、互いに相手に先に攻撃させて戦う大義名分を得たいのか?と思ったりするけど、本当はどうなのだろう。9.11の時に感じた「これから戦争になるんだ・・」という黒い不安みたいな気持ちを抱くところまで行っていないけど、ニュースを見る度に「え、撃ったの?まだなの?」と、まるで撃たれることを待っているみたいでちょっと変な気持ちである。
 もし一発のミサイルが日本かアメリカ領土、軍基地にでも落ちたらその瞬間から世界は変わってしまうことだろう。短期的に見れば戦争状態に入るかもしれないし、長期的に見れば憲法改正は加速し9条は変わるかも知れない。世論なんて簡単に変わるもので、攻撃でもされた日に客観性を保つのは難しい。そう思うと、僕らが今過ごしている平和は微妙な土台の上に乗っていて、いつ傾いてもおかしくない状態であることがわかる。こういうとき、仲間も子供達が目に浮かぶものだ。ドロリッチの新しいCMで浮かれている場合じゃないな。どうか何事もないように。