終わらない宿題

怪我をするとどうにもブルーになってしまう自分がいる。今までもそうだったし、色んな経験をしてきた今でも、そういう部分はある。僕は大きな怪我を一つ乗り越えてきているので、その時の経験が支えてくれている部分もあるが、だからと言って完璧ではない。怪我をしたのは先週の今頃で、まだまだ痛いから長い戦いになりそうだ。今期の開幕戦はおそらく無理だろう。その次の試合が目標だが、その試合も駄目だったらまだ次がある。そういう風に考えていかないといけないことは経験から言える。こういう時って焦ってしまって余計なトレーニングをしたり、いらないことを考えてしまったりする。やりたいことは多いが、出来ることは少ない。そういう時間なのだ、多分。

怪我との対峙の仕方は難しい。正解がないしね。まだ手を出していない宿題のように、永遠に終わりそうにない。でも、そんなことは決してなく、僕の体は今も傷ついた部分に新しい細胞を送り込んでいるはず。まだまだ痛いが、先週よりは痛みは小さくなっている。いつかは治るはずで、それを待つばかりだ。