喜ぶ

 テレビで高校バレーの日本代表が紹介されていた。みんな日本代表に選ばれるぐらいのバレーエリートなんだけど、コートの外では普通の女子高生でもあって、同時に存在するその落差が面白かった。で、コーチから戦術的なものはもちろん、技術的なことや心構えなんかを指導されるんだけど、その中で面白かったのが
「得点のときにもっと喜べよ」
ってことだった。TVで見ているとバレーって、一つのプレーが終わる度に中央に集まるよね。あれでの距離がみな微妙に遠い!ということを注意されていたのだ。もっと心から喜べ、ということだった。
 言いたいことは分かるが、得点後に喜ぶ人喜ばない人ってかなり差があるよね。我々がやっているアマのフットサルでも、得点後にスタンドにアピールする人とかもいて、僕なんかはあれはちょっと恥ずかしいなあと思ったりする笑。僕自身は自分の得点でも割と抑えめな反応だけど、時折感情が爆発する仲間のゴールやファインプレイってあるんだよね。一年を通しても少ないけど、そういう時は自分でもきいたことのない声が出てきて、びっくりするものだ。冷静すぎて冷めているのも良くないが、あまり暑くなっているのをビデオで見たりはしたくないなあ。

ランニング

昨日、何人かの仲間とLINEをしていた時に話題にあがったのが最近のランニング事情。いつからかは分からないけど、走ることがお洒落になったのはいつからだろうか。皇居の周りを走っている人たちに代表される「お洒落ランナー」はいつからいたのだろうか。走る人たちはきっとずっと昔からいたんだろうけど、そのライフスタイルというか、取り組みが注目されだしたのは何年か前からのはず。健康ブームに乗っかったものなのかなあ。

僕も最近良く走るから、その効果や良さを体感してはいるものの、「ただ走る」という行為が持つ苦しさや億劫さを十分に理解しているつもりである。理解というか、痛感?走り続ける理由よりも、やめる理由のほうが100倍多いし、自分の内側と向き合うのは本当につらい。もし「ランナー」の皆様がただ走ることの孤独感と苦しみに向き合い、それを克服しているのなら今すぐに土下座をしてでもその方法を教えて欲しいんだけどねえ・・・。興味あるのはそこで、にわかランナーの皆様もその壁を越えてきているのか、が知りたい。どんなレベルにでもその壁があるはずだからね。といいながらも、本日も雨の中を走りました・・・。