ブーツ

 いいともが終わってしまうというニュースが今日一番大きかったかな。youtubeでその時の映像を見たけど、飄々と発表をするタモリさんはらしいというか、どんな時でも自分を崩さない所が素敵だった。周りの出演者やフジテレビ側は、大きなドラマとしての感動的な演出を希望しているかも知れないけど、それにも乗らないだろうね、きっと。今から最終回がどの様な内容になるか話題になるだろうけど、「いつも通り」になったりして。タモリさんのその体温のなさというか、いつでも同じという安定感を見て安心感みたいなものを感じていたけど、それがなくなるのか・・・。そこは寂しいよね。
 でも、僕的に一番気になったのはザスパの選手がどんなブーツを盗んだのか、ってことである。現時点で分かっているのは
・二足で15万3000円相当
・男性用の中古
であったってことだけで、ブランドやモデルなどは不明は。店名も発表されておらず、商品の特定は無理だろうけど、金額からしてスーパーブランドなんだろうなあ。僕の好みとはまた別の領域だ、きっと。
 もしこのニュースが広がれば、j2の選手たちの過酷な環境が話題になるのかも知れない。生活が厳しい面に光が当てられるだろう。ま、生活が厳しいのと高級なブーツを窃盗するのとは全く異次元の問題だけどね・・。「スリルを味わいたくて万引きしました」より「貧乏で買えないから盗みました」のほうがまだいい気もするけど、罪は同じか。

金額

 ユニクロに行ったら、あまりに安さにびっくりした。最近カーディガンみたいなものが欲しくて、あちこちの自分の好きなブランドのものを見ていたからか、ユニクロのゼロが一つ少ない価格にびっくりである。多分中国製なんだろうけど、だからと言って質が悪そうというわけでもなく、デザインもカットも普通で、なんていうか、「独特性はないけど不合格では決してない」というスタンスはすばらしいな、と思った。もっと質が悪くもっと作りが雑な商品なんて、ストリートブランドでも全然あるんだけにユニクロは流石だといわざるを得ない。
 いつも思うし、自分もその価値観から脱していないけど、ファッションにおけるブランド付加価値は大きい。ロゴとタグが付くだけで値段が高くなり、客は逆にそれを求める。ファッションがそうであるように完全に自己満足の世界であり誰にも迷惑をかけているわけではないから別にいいんだけど、似たような商品の価値がぜんぜん違う現象は良く考えたら不思議である・・。