アルマゲドン

 なんのタイミングか、今日の地上波で「アルマゲドン」がかかるねえ。最近ではTVにかかる映画にも宣伝の側面があって、その時映画館でロードショーされる映画と関連する作品ばかりなんだけど、ここに来ての「アルマゲドン」。なんか意味があるのか?笑
 アルマゲドンは不思議な映画で、時間の中で評価がすごく変わった映画である。封切られた当時は大スペタクルで感動的な評価だったんだけど
・小惑星に穴を開けて爆弾を入れるなんて、ププッ笑
・科学検証が甘い、設定がご都合主義、ストーリーが陳腐
・松田聖子笑
という評価が集まり、いつしかアルマゲドン=バカ映画ということになってしまった。感動の気持ちが冷めればみんな一気に叩き始めたんだよね。たしかに冷静になるとアレアレ?ってなるんだけど、だからと言ってアルマゲドンの魅力は変わらない。
 僕はもちろんアルマゲドンが好きである。隕石が落ちてくるシーンはやっぱりカッコいい。映像的には9.11の現実の映像を見るまでは一つのピークだったんじゃないかな。そして船に乗り込み前のスローモーション。今では色んな映画にパクられすぎてパロディになっているけど、あのシーンもいいよね。ブシェーミも出ているしお手軽なUSA感も味わえる笑。楽しむにはもってこいな一本だ。悪く言う前に頭を空っぽにして見なきゃ。