ホビット第二章

 2月28日に「ホビット竜に奪われた王国」が封切られるのだが、今から楽しみにしている。前作がすごく面白くて、その続きを見たいというのももちろんあるけど、前作からHFR48という手法を採用しているんだよね。HFR48はハイフレームレート48の略で、一秒に48フレームを再生する。普通の映画は24フレームだから、2倍の情報量を持った規格である。しかもに4Kで撮っているから、もう「映像が綺麗」というレベルではないんだよね。これに3Dが加わるわけだから、映画館はたちまちディズニーのアトラクションレベルになってしまう。
 問題は、これに対応できる映画館がそんなにないことだよね笑。映画館でかける時には2Kに落としている所もあるようで、なんだか勿体ない気もする。とはいえ、現在の最高の技術で作っておけば、その技術が一般的になるまでずっとこの作品をずっと楽しんでもらえるわけで、損はないのだろう。
 幕張イオンにもULTIRAというデカいスクリーンが出来たし、映画館の整備も少しずつ進んでいる。僕がまだ子供だった頃の栄町の映画館とか千葉劇場とか、地下にあった頃のローザに比べれば雲泥の差だけど、真の面白さは技術から生まれるわけではないことだけはハッキリしている・・・、はず。