ほぼ日常

 今日当たりから日常が戻ってきたかな。朝の内は残った雪を見て、今日も一日動けないんじゃないか?と思ったけど、太陽の光が思いの外強く見る見る雪を溶かしていった。夕方には主要な道路では山にされた雪以外はなく、普通に走れた。日常が戻ってきた感じかな。
 40何年ぶりと言われても、正直あまりありがたくはない。あの非日常は好きだけど、真一には流石に困るよね。これが40年に一度しか巡ってこない流れ星とかだったらまだいいけど、流石に不便が大きすぎる。人によっては事故を起こしたり怪我をした人もいるかも知れないしね。幸い何事もなく乗り切れてよかった。
 それにしても、片隅に積み上げられた、汚れた雪の山の悲しいこと。美しさは刹那、汚れのない白さは長くは持たない。