恥ずかしい

 クラブ・ワールド・カップで来日していたリーベルファンがあちこちで暴れていたニュースが非常に恥ずかしい。一人の外国人の行動はどうしてもその国を代表してしまうため、アルゼンチン人全員がそう思われても仕方がない。
 これがねえ、ボカ・ジュニオルズのファンだったら納得なんだけどね。
 アルゼンチンはではボカとリーベルは永遠のライバルであり、その対戦はクラシコと呼ばれている。リーベルは山の手、ボカは下町という構図になっており、リーベルは金持ち、ボカは貧しい層というすみ分けになっている。なので、荒っぽいことや暴力的なことはボカの役割なんだけど、外国に出てしまっては同じってことか。全員逮捕して強制送還しちゃえばいい!と思うんだけど、あのチーム愛は流石というか、ちょっといいなあと思ったりもする。バルセロナは各国のスターが集まるチームであり、ワールドツアーをして世界中にファンを広げていて、世界中で広く愛されるチームではあるけど、リーベルサポのあの熱の深さに勝てるかと言ったら、どうなのだろうと思う。本国ではきっと熱いファンはもちろんいるんだろうけど、多くのことを犠牲にして地球の裏側まで応援しに行くファンはどれだけいるのか。いい勝負かな。リーベルのファンがピッチに入っちゃって、それを警備員が体当たりで止めたらリーベルの選手がいいからといい、肩を組んでそのサポーターをなだめてスタンドまで帰している事件があったらしいんだよね。バルサの選手にそんなことしたら逮捕ものだろうな笑。それにしても、リーベルサポレベルであの混乱だから、オリンピックの時はどうなるのかちょっと不安である。もっと危なそうな人もたくさん来るだろうし・・。