歌ウマ

歌の上手い一般人を集めて、誰が一番上手いのかを競う番組をやっていて、ちょっと見てしまった。プロの歌手より上手い人が一杯いて、ビックリである。歌というのは個性が出るものだから、上手い下手を付けにくいものだと思っていたけどそんなことはなく、残酷なまでの差があるんだね。技術的なことは分からないからきっとそういう差もあるんだろうけど、ただ聴いているだけで歌や歌詞以上に何かを投げかけてくるというか、訴えかけてくるというか。

 残念ながら僕は呪われているかの様な音痴である。カラオケは好きじゃないから、人前で歌うなんて大それたことはしないから別に良いんだけど、歌って本能に近い何かであるだけに、時々残念に思うことはある。2倍はモテたかもとか(笑)もあるけど、単純に「歌が上手かったら、歌っていてすごく気持ちよかったんじゃないか?」と思うんだよね。大きな声を出す事自体に気持ちよさが宿るだけに、きっと楽しかったんじゃないだろうか、と。

練習

さすがに寒くなってきた。朝は太陽が出ていたので、天気がいいことを期待して出かけたのだがすぐに曇りだして、寒さに苦しんだ。代々木公園でフリマをやっていて、それ目当てで行ったんだけど、あのウノカオルさんを見かけました。見かけたというか、気づいたら隣に立っていた。案外僕と体のサイズが似たような感じで、ちょっとビックリした。

 夕方から練習。いつもより一時間遅れての練習だったが、この一時間で色んな事が変わるのね。やはり寒くなっていたし、向かう時の渋滞が軽くなっていたし、帰りは交通量が全然少なくなっていた。一時間だけだけど、色々とちがってくるものだ。

ゴーリキじゃダメなのか?

女優のゴーリキさんの嫌われっぷりが何だか凄い事になっている。この前書いた「進撃の巨人」の大事な配役にゴーリキさんが入るんじゃないか?という話題になっているらしく、一部の人からの反対の声が大きくなっているらしい。今までも色んな漫画映画化作品に配役されてきたことから、今回もそうじゃないのか?と、ゴリ押しと呼ばれる事務所のプッシュが今回もあるんじゃないか?という事らしい。

たしかに、本当に毎日見ているから露出は多いよね。どんな美味しいものでもお腹一杯になったら要らないのと同じ原理で、もう見たくないと思う状況はあるかも知れない。いや、それだってもう見なきゃいいだけどの話で(笑)、「嫌い」までには大きな距離があるはずである。ここで面白いのは「好き」以外の選択肢が「嫌い」になっている所で、「どうでもいい」とか「好きでも嫌いでもない」というのがない所である。これは嫉妬なのか、嫌みなのか、ただ面白がっているだけなのか、良く分からないけど何となく気持ちが悪い現象である。ショウビズ界における好きと嫌いは等価値で、認識されないぐらいだったらまだ嫌われた方がいい世界ではあるけど、なんだかこれはちょっとおかしいよね。

ショートカット好きの僕としては、ゴーリキは可愛いし好きな方なんだけどねえ。すっごい美人だとは言わないけど、職場や学校にいたらみんな惹かれるだろ、絶対。

モネ展

487px-Claude_Monet_011今、上野でモネ展をやっているんだよね。ここで幾度も書いた通り、僕はゲージツ方面の知識はからっきしで、頭でも心でもイマイチ理解出来ない世界である。それどころか、ゲージツが好きで絵の前で小難しそうな顔をして、これまた小難しい言葉を並べて感想を述べる人々にイラッと来るものである。

そんな僕でも、モネのこの作品はなぜか好きで、長い間携帯の待ち受けにしている。なんていうか、風の感じ?がたまらなく好きで、雲やスカートの裾を見ていると、風の音が聞こえてくるのだ。それも一定の強さの風ではなく、ビュービュー吹いたと思ったら突然止まったりする、気まぐれさまで感じれるのだ。「日傘をさす女性」というタイトルが付いているんだけど、他にも同じ構図の作品もあり、そっちも好きである。知識や教養はないんだけど、本能的に何かを感じ取れるこのスタンスは、ゲージツとの正しいつき合い方なんじゃないか、と思っている。上野まで見に行きたいけど、なんだか緊張してしまう敷居の高さを感じます。

実写化

 なにやら2014年は漫画などの実写化が続きそうだ。ちょっと前に発表された「ルパン三世」、またプロジェクトが動き出した「進撃の巨人」、あまちゃんの女の子が主演の「ホットロード」がメインだろうけど、それ以外にも
「TOKYO TRIBE」、「寄生獣」、「パトレイバー」等がある。他にもたくさんあるけど、僕が読んだ事がありなおかつ見てみたいのはこれかな。映画界はどれほどアイディアに枯渇しているんだ!と毎回突っ込む人がいるけど、オリジナルで一から作るよりも、すでに出来上がっている世界観を実写化することの方が大変であり、リスクが高い。権利関係で余分な金も出ていくし、なにかと大変なのである。かわりに、原作があるって事はすでにファンがいるってことで、ある程度の金勘定が出来る事になる。良くも悪くも、このファン達がカギを握るんだよね。こいつらを全員まとめて満足させることが出来れば神業なんだけど、未だかつてそんな実写化がない。
キャストも問題になるしね。誰がベストな不二子ちゃんなのか、という疑問は未来永劫続くんじゃないか?僕は知らないけど、進撃の巨人のミカサって人もそんな感じの敷居の高いキャラなんだよね。この配役も色々とありそうだ。楽しみでもあるけど、不安もあるのが映像化作品。これらの映画はどうなることやら。
 

モンスターズ・ユニバーシティ

 「モンスターズ・インク」の前日譚を描いた「モンスターズ・ユニバーシティ」を遅ればせながら鑑賞。期待していたよりもずっと面白く、尚かつアニメとは思えないぐらいに辛い映画であった。
 ユニバー~は後に「トップ怖がらせ屋」となっていくマイクとサリーの大学時時代を描いている。後に革命を起こし、会社を引っ張っていく二人の事だから楽しい青春時代かと思えばそんな事は全くなく、二人はその逆で全くの落ちこぼれであった。彼らは「怖がらせ屋」に夢憧れ目指すんだけど、全く才能がない。特にマイクは子供の頃から憧れ、血が滲むほどの努力をしてが才能が全くなく、結局は夢を諦める事になっていく。この映画のテーマはズバリ
「なりたい自分と、なれる自分の差」
であり、誰の身にも覚えのある普遍のテーマである。子供の頃から憧れた職業につくとか、子供の頃から抱いた夢を叶える人はそう多くないだろう。というより、それを叶えることが出来るのはほんの一握りの人たち。このユニバ~は真正面からのテーマに向き合っていて(子供も見る映画なのに)、とても好感が持てる。そしてキッチリと真摯で誠実な答えをだしている。
 見ている人たちのほとんどは未来で起きる奇跡を知っているからまだ救われるんだけど、この映画のマイクは何をしても報われないし、上手く行かない。最後には退学にまでなってしまう。でも、それでも彼は持ち前の明るさで努力を続け
「努力を続けても行きたかった場所にはたどり着けないかも知れない。でも努力を続けて見つけたその場所は案外いい所かもよ」
という事を示してくれる。
 努力とか夢とか勝利とか、映画は(特にピクサー作品)こういうテーマを扱うことが多い。ハッピーエンドもそうでないものもあるけど、この映画では難しいテーマを甘く捉える事もなく、逃げずに答えを出している。

DUFFER

237-7111最近、DUFFERというブランドが気になっていて、物色しながらウェブサイトを覗き込んでいたら、ちょうどそのタイミングでセビボスから「これ良くない?」というメールが届いた。これがまさに今DUFFERが出しているスニーカーで、なかなかいい感じのデザインである。ちょっと前にNIKEが出したオールコートのひも部分をサイドにずらしたデザインに似ているけど、こっちの方がそのヒモをデザインに活かしていて、思わずブラックが欲しくなってしまった。

 色々調べていたら、イギリス発祥の、割と歴史のあるブランド。正式名称はThe DUFFER of St. GEORGEで、漫画雑誌をパッと開いて、そこにあった名前を使ったというから面白い。一見普通のデザインなんだけど、ちょっとひねってあっていい感じだ。この歳になると、好きなものが完全に決まっていて、同じ場所でグルグル回っている感じがするんだよね。いつでも新しい発見は気持ちのいいものだ。

the last one

 我が家で贔屓にしている西千葉にあるロールケーキのお店。遅い時間だと小さなショウウィンドウに商品が一つもない、ということが良くある。夫婦でやっている小さなお店で、作っている商品の数自体少ないこともあるんだろうけど、全部なくなるわけだから人気もあるのだろう。
 先週の土曜日、仕事帰りに寄ろうかと思いつく。夕方の遅い時間に行っても商品がないことが多いし、運よく何かが残っていたとしても選べないぐらいの選択肢なんだけど、とりあえずチャレンジしてみた。店に入ってすぐにショウウインドウがあるんだけど、残っていたのは最後の一つ。運がいいのか悪いのか、やっぱり選ぶ余地もなくその一つを買って帰ったんだけど、僕が注文をし会計を終え、商品を受けるときにお客さんが入ってきた。僕はなんとも言えない気分になり、なんだか大きな罪悪感を抱えながらまるでに逃げるように店を後にした・・。
 入ってきたお客さんが目にしたのは、おそらく空っぽのショウウインドウ。後に残っていたのはクッキーとかだけで、メインの商品は何一つなかっただろう。誰も悪くないんだけど、なんとなく深い罪悪感を感じた僕であった・・。

ショック

 敗戦。なんだか過ぎていく時間と流れに逆らうことができず、何もかも流されていった感じがした。練習から参加してくれたメンバーへの報告も苦しく・・、でもそのまま頑張って練習。トンネルの出口は遠く、光は小さい。でも、真っ暗闇というわけでもないと信じている。
 家に帰ってから、俳優のポール・ウォーカーが事故でなくなったことを知る。乗車していたポルシェが激突し炎上、事故死したそうだ。40歳だったんだよね・・。そう有名な俳優でもないし、代表作は
「ワイルド・スピード」
というポップコーンムービーのシリーズである。ご存知、カッコいい車をこれでもかと走らせ、ぶつけ壊す映画なんだけど、どんなに激しいスピンやアクションをしても皆死なないんだよね。現実というのはかくも厳しく残酷である・・。40歳って若すぎるよね。ワイルド~の続編の製作も始まっていたはずだし、なんともやるせないニュースである。

明日も

明日は再開後の二試合目。不甲斐ない結果で終わった前試合とその結果に、一つの区切りを付けるべく走りたいと思う。みんな色んな思いや考えがあるだろうし、込める気持ちもある。明日はそれを表現しましょう。それ以外に道はない。