スッテンコロリン

出勤途中で、マジこけを目撃。そこの道路はまだ雪かきをされておらず、不規則にでこぼこした氷の固まりがたくさんという状態。僕は駅に向かっていたのだが、反対方向からの歩行者で道はでかなり込んでいた。そんな中、僕の5mぐらい斜め前の女性がスッテンコロリン。まるで漫画に書かれている様な、両足そろって滑ってそのままお尻から着地するという離れ業。助けるには遠すぎるし、視界にバッチリ入るほどの近さ。彼女の後ろを歩く人々もどうしていいか分からず立ち止まっていた。止まる空気、全ての視線が彼女に集まっていた・・・。が、転んだ彼女はまるでバネが付いていたかの様な速度で立ち上がった。1バウンド目で立ち上がる、というイメージでかな。そのため、止まった時間はすぐに動き出したのだが・・、間違いないく一瞬流れた空気は
「・・・」
という、見て見ぬふりも出来ない非常に困った、気まずいものであった。その時みんなの脳裏に浮かんだのは
「私じゃなくて良かった~」
ってことと
「気をつけよ」
という事だったに違いない。
 その後、彼女の素早い行動により全てが「まるで何もなかったかのように」回り出し、いつも同じ空気が流れ出した。
ニュースでもやっていたけど、千葉県では雪による怪我人が100人以上いるんだよね。今日は何度も救急車を見たし、転んんだだけで済んでいるのはいい方か。