眺め

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昔、自殺を考える人たちを止めたり、自殺者の遺族を支える団体のポスターをデザインした事があった。東京タワーから見える無数に広がる民家の写真を加工してちょっと朝焼けっぽくして、そこに文字を添えるデザインだった。我ながらいいものが出来たと自信満々で出したんだけど、あっさりと蹴られてしまった笑。僕的には無数に広がる家やビルの風景を通して、
「1人じゃない」
というメッセージを込めたつもりでいたんだけど、どうも通じなかったらしい。笑

高い所から見ると世の中がミニチュアに見えるあの感覚、何と無く好きである。東京タワーもスカイツリーも、エッフェル塔も同じように非日常感に溢れていて、また行きたいと思わせてくれる。遠くに小さく見える家々、どれにも住んでいる人たちがいて、生活があって、ドラマがあったりすることを思うとクラクラする。これだけの数の人たちが同時代に生きているんだよね・・。不思議だ。