真実

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イチゴミルクのあのキレイな色は、エンジ虫という虫から抽出した色素で作られている事を知った時はかなりショックだった。良く考えたらイチゴミルクの味はイチゴからは程遠い味で、もはやイチゴとは関係ないものである。似ているのはその色だけなのだが、その色もまたイチゴとは関係ない。

写真のこのパックは、バナナジュースの元である。牛乳に混ぜれば、その牛乳はたちまちバナナジュース味になるのだ。しかもその完成度は恐ろしいほどに高く、美味しいのはもちろん、完全にバナナの味と後味まで再現してるんだよね。これがオシャレなカフェだったら、バナナラテだの、バナナオレだのと名打たれ、800円ぐらいで売られているに違いない。これも牛乳にバナナベースを混ぜただけで、そのベースにバナナの果汁は入っていない。

前に書いたと思うけど、イチゴの生ジュースを飲んだときに「イチゴミルクのほうが美味しい」と思ったことがあったんだよね。頭の中の「イチゴジュース」といえなイチゴミルクのこと。バナナジュースは自分でも生ジュースを作ることが多いから、そこまではなっていないんだけど、このベースを始めて飲んだ時は正直感動した。笑。こういう真実は悲しいものだ。