amazon phone

時々思うことだけど、自分自身のネットでの活動を記録して整理したら、そのまま自分自信を作れるんじゃないか?ということである。買った物、書いたもの、調べたもの、閲覧したもの。それらを集めて分析したら、自分がどんな人間なのか、より分かりそうな気がする。そういう意味では、きっとgoogleやamazonの方がどんな他人よりも、僕らの事を理解していると言える。もしかしたら近しいものよりも、いや、自分自身よりも自分の本質を理解しているかも知れない笑。たくさんの人たちの個人情報も握っているし、世界征服に一番近いのはこの二つかも。
 で、今度このamazonが電話を出すらしいんだよね。今じゃあスマホは差別化をはかりにくいし、競争が激しい中でamazonがどんな携帯電話を出すのかは不明だけど、これ以上に人々の情報を集められちゃ本当に世界征服が近いんじゃないか?なんか、ちょっと怖い・。

カンパ

わりと面白かったのにうち切りになった「ヴェロニカ・マーズ」という、アメリカのドラマシリーズがある。面白いのに打ち切りってのも変だけど、アメリカのドラマの業界では、少しでも数字を落とすとすぐに打ち切りにするのが普通。ドラマを見ていると、すごく強引なエンディングを迎えるものがたまにあるけど、それらははその類である。
 で、この「ヴェロニカ~」の劇場版が今年公開される。4,5年前のドラマだから、今になって映画化というも珍しいけど、この映画は作られかたが面白い。実は、この映画の制作を考えていたプロデューサーが
「ヴェロニカの映画を作りたいので、カンパを募る」
と口座を書いた所、初日で2億円集まったのだ。そのまま募集を続けて、一ヶ月で5億円を集めて制作にこぎ着けたそうだ。カンパをした人たちへの特典としては、VIP席での鑑賞や、エキストラとしての出演などがあるらしい。
 これ、凄く面白くて新しいよね。客が見たいものに金を出すわけだから、どんな企画よりもリスクが少ないとも言える。確実に求めれているものを制作するわけだから、ばくち性は少ない。確実な興業が出来るのだ。とはいえ、金をもらってしまったら借りを作ったのと同じで、ファンの声を制作に影響しかねないのでは?と思ったりする。やっぱりいいファンは金出して口出さず、だな。