ドローン

 ここまで話題になると、逆に欲しくなってくるよね。今頃買っても遊ぶ場所に困りそうだけど、ちょっと欲しいよね。安い奴はそれなり楽しいみたいだけど、操作が難しいとか。軽いため風の影響を受けやすく、安定飛行をすることが難しい。が、20万以上の奴を買うと自動でホバリングをしてくれて、左を向いたり右を向いたり、安定して飛ばせるらしいんだよね・・。まあ、一般の人が遊びのためだけにそこまで高いのを買う理由も必要もないけど、何年かたてば価格は下がるだろうし、もっともっと一般的なものなればコンビニやスーパーで売られるかもしれないしね。笑。
 でもまあ、買ってしまえば普通では見れない、普通では行けない所に飛ばしたくなるのは当たり前。それが合法だろうが、ギリで違法だろうが、飛ばしたくなるのが人間の性。あのガキはなんとなく嫌いだけど、気持ちはわからんでもない。
 機能の未来の話じゃないけど、いつか人がドローンに乗って移動する未来が来るかもしれない。それこそ人間の性善説にそった社会構成が必要だろうけど、いつかは来るかもね。それこそタケコプターか・・。

古い未来

 今TVでCMが流れているディズニーの新作「トゥモローランド」が気になる。ディズニーランドの1コーナーを映画化にしている以外イマイチ情報はないんだけど、監督が永遠の名作「アイアン・ジャイアント」のブラッド・バードだし、おそらく外れはないだろう。
 気になるのは、予告編でも見せてくれるトゥモローランドのあのビジュアルである。ディズニーのトゥモローランドもそうだけど、全てが流線型でシルバー色のあの未来像は「古い未来像」だよね。おそらくだけど、あのビジュアルは僕の親の世代の人達が想像した未来の世界である。超高層ビルと緑が共存していて、車が透明なチューブの中を走るみたいな、科学の力によって全てが調和している世界。エネルギー問題や環境問題がなかった当時の人たちから見れば未来は明るく、いつかはああいう世界が実現されると思っていたんだよね、本気で。なんとも羨ましい価値観である。
 70年代後半生まれの僕らみる未来像は「マッド・マックス」であり、「北斗の拳」であり、「ウォーリー」であり、BTTFのビフが君臨しているあの悪い未来なんだよね。その時間の間で、それだけ未来に対する考え方がかわったってことなのだろう。残念ながら、僕はそういったディストピア的な未来像は大好きだけど、だからこその底抜けに明るく人間の善を信じた未来の姿も観て見たいんだよね。