サンタ

我が家のアイドルである姪っ子はまだサンタの存在を信じている年齢である。信じているというか、漠然とした存在としての認識しかないようだ。僕も何歳までサンタの存在を信じていたのか、全く覚えていないけど、おっさんになった今は
「逆にいるんじゃないか?」
と思う。
 いつも書いているけど、物事の真実はその事実ではなく、
「どれだけの人たちがそうだと思っているか」
ってことなので「サンタはいる」と思っている人たちがある程度存在するってことは、サンタもまた実在するってことになるのである。それはお父さんだったり、原付きでピザを配っている疲れた若者だったり、ミニスカで編みタイツだったりする。
 まあ、形なんてのはどうでもいいんだけど、誰にでもプレゼントを考えるのが楽しみだったり、プレゼントをあげる相手の喜ぶ顔を想像したり、恥ずかしいけど、「相手を喜ばせたい心」というのはあるはずなんだよね。言いかえれば優しさなんだろうけど、普段よりももう少し濃い目にその優しさを表現しても恥ずかしく感じさせないための言い訳、それがクリスマスであり、その使者がサンタなのだ。まあ、大きな照れ隠しなのかな。
 というわけで、僕も姪っ子にプレゼントを用意したのですが、プレゼントを発見しあける時の反応はとても楽しく、どきどきした。サンタも楽じゃないな。

サンタ

 我が家のアイドルである姪っ子はまだサンタの存在を信じている年齢である。信じているというか、漠然とした存在としての認識しかないようだ。僕も何歳までサンタの存在を信じていたのか、全く覚えていないけど、おっさんになった今は
「逆にいるんじゃないか?」
と思う。
 いつも書いているけど、物事の真実はその事実ではなく、
「どれだけの人たちがそうだと思っているか」
ってことなので「サンタはいる」と思っている人たちがある程度存在するってことは、サンタもまた実在するってことになるのである。それはお父さんだったり、原付きでピザを配っている疲れた若者だったり、ミニスカで編みタイツだったりする。
 まあ、形なんてのはどうでもいいんだけど、誰にでもプレゼントを考えるのが楽しみだったり、プレゼントをあげる相手の喜ぶ顔を想像したり、恥ずかしいけど、「相手を喜ばせたい心」というのはあるはずなんだよね。言いかえれば優しさなんだろうけど、普段よりももう少し濃い目にその優しさを表現しても恥ずかしく感じさせないための言い訳、それがクリスマスであり、その使者がサンタなのだ。まあ、大きな照れ隠しなのかな。
 というわけで、僕も姪っ子にプレゼントを用意したのですが、プレゼントを発見しあける時の反応はとても楽しく、どきどきした。サンタも楽じゃないな。